自由のための戦い。武器は、音楽。 サハラ砂漠の遊牧民、トゥアレグ族のバンド「トゥーマスト」。支配と反乱の歴史を塗り替えるために闘う彼らを追ったドキュメンタリー映画。
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映画のない人生なんて!
といったって、いすみ市内はおろか近隣市町村にすら存在しない映画館。いままで、映画を見るためにわざわざ遠くまで出かけていましたが。
それなら自分たちでやればいいと気づき、南房総いすみ市にてミニ映画館をはじめました!
みんなで映画を見ましょう、語りましょう!
今回は、アフリカのトゥアレグ族出身の音楽バンドを追ったドキュメンタリーです。天然資源をめぐる紛争に巻き込まれる地域で、アフリカの人々が伝統や文化とどう向き合い、そして何を思っているのか、映画を見つつ考えてみたいと思います。
==================作品解説(作品紹介ページより)
力強く 武器のごとく怒りに満ちた言葉たち。だが愛するは、血で綴られた”抵抗”と”自由”の二語 (トゥアレグ族の詩より)
【解説・story】
サハラ砂漠西部。インディゴで染めた真っ青な布で全身を覆った青衣の遊牧民、トゥアレグ族。
トゥアレグの歴史は苦しみと流浪、反乱と不正義に汚されていた。”トゥーマスト”というバンドを率いる元レジスタンス兵士のムーサは、80年代、リビア、カダフィ大佐の元へ兵士としての訓練を受けに行った。彼がそこで手に入れたものは、カラシニコフとギター。その後、反逆の精神と新しい音楽を携え砂漠に戻った彼らは、音楽で世界を変えようと闘ってきた。
“トゥーマスト”とは、トゥアレグの 言葉でアイデンティティを意味する。この映画は、ムーサやトゥアレグの人々へのインタビューを通して、トゥアレグ族のアイデンティティについて、サハラの今について、そして、自由のための闘いについて描いたドキュメリーである。
トゥアレグ族とは
ベルベル人系の遊牧民族。サハラ砂漠を遊牧していたが、20世紀初めにフランスによる植民地政策が始まり、アルジェリア、ニジェール、リビア、マリ、プルキナファソの5つの国に分散した。また、ニジェールは世界有数のウランの産地でもある。青衣の民としても知られる彼らは、一般のイスラム世界とは逆に、男性が衣装で顔や身体を隠し、女性は肌を露出していることもある。また、一夫一婦制で、女性が夫を選ぶ権利を持つ女系社会である
監督: ドミニク・マルゴー
プロデューサー: Brigitte Hofer, Cornelia Seitler
脚本: ドミニク・マルゴー
出演者: トゥーマスト
ロケーション: フランス/サハラ砂漠
音声: フランス語
2010年 / 88分
公式サイト: http://www.uplink.co.jp/toumast/
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日時:12月11日(火) 18:30開場/19:00上映開始/20:30ごろ上映終了 その後ゆるりと星空映画座談会
入場料:1,300円(ワンドリンク付き)
上映前と上映後には別途ドリンク・フードをご注文いただけます。
場所:星空スペース(いすみ市作田1701-1)
http://hoshizora-space.koto.blue/