星空スペース

【1/20-2/5】木と暮らし展@コーヒーくろねこ舎

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こんにちは、星空スペース店長です。

千葉県茂原市にあるコーヒーくろねこ舎さんところで面白そうなイベントをやっておりますのでご紹介。

木を原材料にしたアートクラフト作家の合同展です。

暮らしにまつわるところで、日本人も木をいろいろな分野に利用していたのですが、プラスチックと軽金属(アルミなど)が出てきてからは、木材を利用した生活用具も隅に追いやられるようになってしまいました。

伝統工芸のワークショップなどに僕もよく参加したものですが、僕も同じくですが現代人はまず木の種類がわからない。

たとえば、木のスプーンひとつ作るにしても、杉、檜、銀杏、梅、松など木材を並べられて、どれがスプーンに適しているかと聞かれてもちゃんと理由付で答えられる人など少数でしょう。

 

 

ちなみに今、ひとつ意地悪しました。

上で並べた木材はスプーンを使うときに、使ってはいけない木材です。
「食べる」という行為を行うスプーンに向かない性質を持つ木のためです。(匂いやかぶれなど)
そういう木材もあるんだということも、一般にはあんまりしられていません。

 

アートクラフトについては、僕は「自分でやってみる」という体験を通してから、作品を見たほうが良いと思っています。

スプーンやコップなんか、本当に自分の手で作ってみると、それがどれだけ大変で手間がかかることなのかよくわかるんです。

僕も若かりしころ、自分でコップを彫ってみようと手で木を掘り始めて挫折した苦い思い出があります(笑)。本当に馬鹿でした。

スプーンですらそうですが、木材に「くぼみ」を彫りこむのってすんごい大変なんですよ。

それがわかってから作家さんの作品をみると、「わあ!これどうやってつくったんだろう?」「これ、つくるのに手間かかりそうだなあ。超大変だったろうなあ」と感動を伴いながら見ることできます。

そういうことが、手工芸の良さを理解するうえでも、こうした文化を残していく意味でも大事なんじゃないかとも思うんですよね。

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とまあ、話はながくなりましたが、特段そういう思い入れをせずとも、くろねこ舎さんの美味しいコーヒーをのみつつ、おしゃれな作品を眺めに行くのでももちろん良いと思います(笑)。(なんでも行動に理由を求めようとするのが僕の悪い癖です。)

以下、「木と暮らし展」のフェースブックイベントページよりの引用です。

=================引用

千葉に所縁のある木工作家の4人展

1/20(fri)〜2/5(sun)
◎1/24(火)25(水)2/3(金)お休みです◎

** 出展 **
atelier dehors(カップ・器・アクセサリー)
カトリケ(カトラリー・ブローチ)
cocochi(ブローチ・オーナメント・アクセサリー)
necco.a_kkuhmt (日々の暮らしに寄り添うもの、彩るもの)

入場無料

時間 11時半〜17時
問い合わせ
080-4403-0319
lucyvanpelt03190419@gmail.com

(良)

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