星空スペース

鴨川といすみでつながれば房総はさらに面白く!鴨川の人々がいすみに視察ツアーに来てくれました


こんにちは、星空スペース店長です。

房総半島、この半島の名前の由来になっているのは、安房(あわ)の国、上総(かずさ)・下総(しもうさ)の国という日本で江戸時代まで使われていた千葉県の地名に由来しています。

安房の「」と上総・下総の「」を併せて、「房総」なんですね。

しかもこの「」と「」という漢字、和語による訓読ではどちらも「ふさ」とよみます。

おもしろい一致ですよね。

これは偶然でもなんでもなく、古代大和朝廷の時代にここの地名をつけた際に、「ふさ」という言葉がこの地域に何らかの因縁を持っていたことが関係しています。

ではいったい「ふさ」とは何を意味していたのか、その歴史的意味を追求するのもまた大変面白いのですが、ここでは長くなりすぎてしまうんでいったんその話は置きます。(詳しく知りたい方はこちらのページなどから紐解いていくといいでしょう。)

 

ここで僕が言いたいのは、房と総が組み合わさったときに、本当の意味で房総半島が輝きを取り戻すだろうということです。

鴨川シーワールドなどがある千葉県有数の観光地の鴨川市は、旧国名でいうと安房の国に属していました。

そして、我がいすみ市は上総国に属していました。

鴨川といすみはともに古代から名前を有する歴史のある地域なのですが、古代から明治時代になるまで実は別の国の要衝として機能していたのです。

 

 

さてそんな、別の国として栄えた鴨川といすみなんですが、奈良時代から江戸時代まで続いた長い長い歴史の頸木を断ち切り、「ふさのくに」の新しい形を再び生み出すのに、私たち移住者は何がしかの貢献ができるかも知れません。

 

そんなことを考えたのは、鴨川の視察団の人々が、ブラウンズフィールドや星空の家、星空スペースに訪れてくれたからでした。

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鴨川の人々と、ブラウンズフィールドの古民家スペースで交流会のときの写真。真ん中でカメラを構えているのが、林良樹さん

実は、この鴨川視察団の中心的存在だった林良樹さんとは、もう7年以上前なんで随分昔になりますが、ご一緒に仕事をしていたことがありまして、それ以来、房総半島への移住者の先達としてご活躍されているのを見てきました。

さらにすごい偶然なのですが、林良樹さんと店長は名前が一緒で、漢字にいたるまで同じなので、どうも他人な感じがせずに、僕のほうは勝手に妙な親近感を持っております(笑)。

 

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鴨川の人々を歓迎するブラウンズフィールドのデコさん

 

僕はいすみ市の方に5年前に移住し、林良樹さんは変わらずに鴨川で地道にさまざまな取り組みをされてきました。

いまそうした林さんをはじめとした鴨川の移住者のみなさんの取り組みは確実に評価され始め、多くの人にとって希望の光となり房総半島に人を惹きつけるパワーになっています。

たとえば、無印良品くらしの良品研究所の活動などがその顕著な例でしょう。

そんな尊敬する林良樹さんを含む鴨川視察団の皆様が、星空の家と星空スペースに見学に訪れてくれたのですから、心のそこからうれしく思いました。

 

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星空スペースにて記念の一枚

 

鴨川とは、少しずつ自然環境だったり町の雰囲気であったり、人々の文化や性質も異なるところですが、移住者としての喜びや楽しみ、そして苦労や悩みもまた相通ずるものが多くあり、たくさんの話に花が咲きました。

私たちもいすみ地域に移住者を増やしていきたいと思いながら、日夜活動しておりますが、鴨川で移住者を増やし続けている皆様のお話はとても興味深く、教えられることの多いものでした。

 

特に、林良樹さんから聞いた「地域とのお見合いを自分たちはお手伝いしている」という言葉はとても心に響きました。

まさにその言葉のとおりで、移住がうまくいくかどうかは、結局のところ本人次第なところが多くあるんですが、しかし、その縁を取り持つ仲人の存在もまた移住者を増やしていく意味でとても大切なのではないかと思っています。

縁を取り持ち、地域とお見合いしてもらい、うまくいけそうならば、そこに住み着いてもらう、そういう仲人の存在は素敵だなあと素直に思えたのも、林さんの言葉を聞くことができたからでした。

 

今回の鴨川視察団の呼び水となったのは、以前にブラウンズフィールドのスタッフ陣で鴨川に何度か視察でお邪魔させていただいたことからでした。

こうして、いすみと鴨川の間で人的な交流が続き、強い絆が生まれれば、これはこれで房総半島における面白いネットワークとなり、さらに房総に人を惹きつける網糸になるんじゃないかと思います。

星空の家や星空スペースでも、いすみに限らず房総のいろいろな面白い人とつながっていきたいと考えています。

房総半島にはこんなにもたくさん面白い人がいる、それが「ふさ」の国のアイデンティティーになれば、ふさの国がきっと復活するんじゃないでしょうか。

(良)