星空スペース

和建築工房忍田さん壮行会


毎度どーも、星空スペース店長です。

僕の趣味の一つに工具を見るというのがあります。

DIYをすると誰しも工具を持つものですが、この工具というのは用途にあわせてさまざまなバリエーションがあって、工具を自在に使いこなすことによって、できる仕事の幅や効率が断然に変わってくるんです。まあ、昔の大工さんみたいに数少ない道具だけで構造物をつくりだすなんていう腕もあこがれるんですけどね。

いま、そんな僕が超絶欲しいと思っている工具がこちら。

いや、何に使うんだ?と聞かれても困るんですけどね(笑)。この工具じゃないとできない!っていう作業がありまして、ポイント高いです。

 

さて、ちょっと前の話になるんですが、星空スペースで忍田さんの壮行会をやったときのことを記録しておかないといけません。

忍田さんはつみき設計工社という会社で大工として働いていて、その後に鈴木菜央さんやソーヤ海さんのやっているパーマカルチャーと平和道場の舞台となる古民家をリノベーションするためにいすみ市に長期滞在されていました。

で、そのいすみ市にいる間の数ヶ月、古民家シェアハウス星空の家にも滞在されていたんです。

そういったご縁で忍田さんにはたくさんのことを教えてもらいました。

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画面右赤いTシャツを着ているのが忍田さん。

さて、忍田さんはちょっと変わっている大工さんなんです。
いや、性格がとかではなくて、家のリノベーションの話(笑)。

家のリフォームやリノベーションを行う際、大工さんに仕様ですとか図面などを渡して、「後はお願い」とするのが普通のやり方ですよね。素人は手を出すな、現場にも口を出すな、という工務店もあると思います。

ところが忍田さんがもと所属されていたつみき設計工社さんが最近こんな面白い本を出版されました。


ともにつくるDIYワークショップ リノベーション空間と8つのメソッド

この本の中で、忍田さんはつみき設計の大工として登場するんです。

本の表題の通り、家をみんなでワークショップの形でリノベーションしようというコンセプトなんです。これは、大工さんとしても革命的なことじゃないかと思うんですよ。簡潔に説明されているので、こちらのウェブページで流れを見てみてください。

ワークショップという参加型で素人の人でもわかりやすく説明しながらみんなでリノベーション作業を行っていくというプロセスには、家の建築技術のみならず、わかりやすく説明したりうまく段取りをつけてあげるなどの高いコミュニケーション能力が求められてきます。

でも、家に住むのは誰なのか、そこを使うのは誰なのかと考えていったら、自分達で家を直したり作ったりしてみたいと思う人ってたくさんいると思うんですよ。でも、今までにそれに応えてくれる工務店さんはなかなかいなかった。

なぜなら、どうしても「素人は手をだすな、口を出すな」という風潮があるからなんだと思います。もちろん、個の機能的な空間として完成された家を目指すんであれば、それにも一理も二理もあると思うんですが。

しかし、人のつながりであったり、ともに苦楽を分かち合う経験だったりを、今の時代求めている人が多くいて、それが家や店という空間を作る過程で共有されるのはすばらしいことだと思うんですよね。なぜなら、自分が作ったと思える家や店にその後も愛着心がずっと根付くでしょうから。

 

さて、そんな忍田さんはご自身の地元である埼玉県川越市に帰られて旗揚げされました。

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和建築工房

これからもいろいろなところでワークショップを開催したり、家を作ったり直したりにご活躍されると思います。

もし、ワークショップ型の家のリノベーションやパーマカルチャーに興味関心があって、大工さんについてもらいたいという方がいらしたらぜひ相談してみてください。

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忍田さん、ありがとうございました。またいすみにも遊びに来てくださいね~!