11月19日土曜日は、結農園の関谷ご夫妻とのコラボイベント「新米農家と釜炊き新米を食べる会」でした。
雨に降られてしまったんですが、ありがたいことにたくさんの方がイベントにご参加くださいました。
まずは、いすみに移住し、古民家を借り受け、お米作りをしている結農園の関谷夫妻から、農家になるまでの道のりや活動の内容などをご紹介いただきました。
プレゼン内容は秘密ですが、みなさん結農園のお宅・田んぼ周辺の環境のすばらしさとおもしろさにわくわくする内容でしたよ。
やっぱり「トトロの世界みたい」っていう人が続出しましたね。
そうそう、そういうところなんです。ぜひ遊びにきてみてください。
関谷さんのお話が終わった後は、お待ちかねの結農園新米を使った釜炊きご飯をつくろうのコーナー!
こどもたちは、メラメラと燃える火に興味津々。ご飯はこうやって炊けるんだよ~と説明を聞きます。
みんなで火を囲んで待つこと約20数分。お米が炊けきったか、音を確認しています。
実際に、蓋を取るまで主催していた私たちもドキドキ。
周りの人たちもドキドキ。
おなかはぺこぺこ。
さあ、あけてみましょう!
じゃーん!
水蒸気の柱が一気に天を駆け抜け、羽釜の中から輝くようなご飯が現れました!
このときは、子どもも大人も大歓声!
さっそく、美味しく炊けているか、みなさんに味見してもらいました。
このときの皆さんの反応、とても言葉にできないほどでした。
まるで、縄文時代にいる人々が始めて米を食べたような、そんな感動の表情を浮かべていましたね。
いやあ、実は関谷さんとこの釜炊きは何回も試作を繰り返していまして、努力の甲斐があったというものです。
冷めないうちに、羽釜ごと母屋に移してきて、今度は結農園の早紀さんによるおむすびにぎり講座~!
子どもたちもうれしそうにおにぎりを握っていました。そして、握ったそばからパクパクほおばっていました。
何よりもうれしかったのが、参加してくれた子どもたちがご飯をたくさん食べること食べること。
なんと、1升のご飯があっという間になくなってしまいました。
美味しいご飯は人を自然に笑顔にします。
ご飯を食べながら笑う、そういう経験、最近していますか?
星空スペース側は、ご飯の邪魔をせずにそっと寄り添うような、そういったおかずをご用意しました。
使うのはもちろん旬のお野菜。
レンコンのキンピラ、サトイモの昆布煮、ねぎ味噌などなど。野菜たっぷりつまった豚汁も、すごい量をつくったのにみなさん全部食べてくれました。
こちらは結農園さんがあらかじめつくってきいてくれた玄米のおにぎり。
白米とはまたちがった美味しさがあります。良く噛めば噛むほど美味しいのが玄米の特徴です。
最後に、もうひとつ、わたしとしてうれしかったことがありました。
それは、結農園さんがイベントに持ってきてくれた新米のパックが全部売れたこと。
イベントに参加してくれた人々が喜んで買っていってくれました。
つながりのなかで、こうした購買のチャンスがうまれることこそ、農家を支えていくことだと思っているので、私も本当にうれしかったです。
ちゃんとご飯が炊けるかドキドキのイベントでしたが、結果は大成功!
みなさん、おいしいおいしいと、炊いたご飯は全部おなかの中に消えていき、残ることはありませんでした。
さて、次回、結農園さんとのコラボイベントは12月28日を予定しております。
この日は、なんとお餅付きです&鏡餅づくりをやりますよ。
おって、イベントの告知をおこないますので、皆様予定を空けてどうぞお待ちください。
(良)