星空スペース

「パーマカルチャーと平和道場」をいすみ市に創るプロジェクトが進行中!

2016-12-22_194546

こんにちは、星空スペース店長です。

今日は12月に入って、陽気のいい天気が続いていたのに。

僕が野良仕事をしたいと思っている日に限って大雨が降ります。今年は本当に天気運に恵まれない。。。

まあ、こればっかりは仕方のないことなんですけどね。

 

それはさておき、皆さんは「行ってみたい」と思うような町・地域ってどんな要素があると思いますか?

いろいろな要素が考えられると思いますが、ひとつの軸として「統一性・凝縮性・濃密性」というベクトルと、「多面性・多様性・分散性」というベクトルの軸が考えられるのではないかと僕は思っております。

たとえば、京都や鎌倉のように歴史ある建築物や文化様式が集まるところは「統一性・凝縮性・濃密性」が高くて、それはそれで人を魅了して集め、そこに「行ってみたい」と思わせますよね。ほかにも、燕市や鯖江市のように職人が集まる町や秋葉原や池袋などのオタク文化の町など、そうした趣向に引き寄せられる人にとっては一度は行ってみたいと思わせる何かが存在します。

一方で、いすみ市はどうかというと、「多面性・多様性・分散性」という面で、非常に面白い地域といえるんじゃないかと思っています。

千葉県という日本の中でも有数の大きな面積を持つ中でも、いすみ市は第9位と比較的広い面積をもっているにもかかわらず、本当に集落ごとに違う自然環境と文化性を持っていてます。

そこに加えて移住者が新しい要素をどんどん持ち込むものですから、「多面性・多様性・分散性」という意味では、突出していると言ってもいいんじゃないかと思うのです。

まあ、それだけにいすみ市を言い表すのに、たくさんの要素がありすぎて困ってしまう場面も多々あるんですけどね。

 

さあ、そんないすみ市でまた新たに面白い動きが始まっています。

それが、greenz.jp代表をつとめいすみ市在住の鈴木菜央さん、東京アーバンパーマカルチャーのソーヤ海さんたちが仕掛けている「パーマカルチャーと平和道場」です。

まあ、ひとまずこちらの動画をどうぞご覧になってみてください。

やっぱり見せ方が上手だなあと感心してしまうんですが、なんだかよくわからないけど、とても楽しそうです。

このプロジェクトについて、詳しいことは、こちらのページをご覧になってみてください。

「消費者」から「文化の創造者」になろう!「パーマカルチャーと平和道場」プロジェクト@千葉県いすみ市

「パーマカルチャーと平和道場」って何するの?っていうところに関して、重要そうな部分を上のページから引用させてもらいましょう。

パーマカルチャーと平和道場で学ぶ3つの分野

1. 自分と世界の探求
2. 暮らしをつくる技術
3. 社会をつくる技術

 

ひとつめが、瞑想やマインドフルネスなどを通じて、本当の自分とつながること。また、自然を観察して暮らしと社会のデザインに活かしていくこと、システム思考や、ギフティビズム(giftivism。ギフト主義+アクティビズムの造語)、ギフトエコロジーといった、世界を全体性(ホリスティック)の視点で観て、生きるための考え方を学び実践します。自分が自分らしくあり、相手が自分らしくいられ、愛と友情に基づいた関係性をつくる非暴力(共感的)コミュニケーションも学びます。

 

ふたつめは、仲間とともに暮らしをリアルにつくり出す力をつけることです。エディブルフォレスト(食べられる森)を育て、食べ物を得る。調理して保存する技術、水を井戸や雨水から得る技術、自然資源を活かして夏は涼しく、冬は暖かく過ごす技術、家や小屋を仲間とともにつくる技術、モノを修理する技術、オフグリッドでエネルギーを得る技術、消費者としての活動を減らし、小さくシンプルにクリエイティブに暮らす技術、表現やアートの力を活かして暮らしを豊かにする技術などを学びたい。そしてそれらを有機的につなげて、最小限のデザインで最大限の収穫を得られるデザインを学びたいと考えています。

 

3つめは、みなが幸せに生きられる社会をつくる技術です。 ポットラック(持ち寄りご飯)、ピザ窯などの人が食を通じて集まるデザイン、地域通貨・マイクロクレジット・DIY保険などの助け合いネットワークのデザイン、ZINE(DIY雑誌)やマイクロメディア、地域メディアなどのメディアデザイン、社会運動をデザインするコミュニティオーガナイジング、ニーズがあるところにみんなで小さなビジネスを起こす小商い、または組合デザインなどを学びたい。

こういったことを通じて、僕らが失ってしまった「生きる感覚」「生きていく自信」「生きる喜び」をみんなと共に、取り戻したいと思っています。

 

うーん、これは面白そうです。ぜひがんばってほしい。

パーマカルチャーやエコビレッジ、サステナビリティーやLOHASなど言葉はいっぱいあるんですが、まとめると目指すところはけっこう似てたり通じているものがあるんですよね。

「より良い社会を目指す」という意味では、いろいろなチャレンジの仕方があってしかるべきと僕も思っています。(パーマカルチャー論を話し始めるとまたとまらなくなるので、今日は止めておきます笑)

あっちゃこっちゃで次々と面白いことが始まるいすみ市、そういったワクワク感を体験してみたい人はぜひいすみ市に遊びに来てみて実感してください。

 

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