星空スペース

金谷のまるもに行ったら後日談が爆速展開!仁義無きコワーキングスペースいすみ死闘編に突入か!?


こんにちは、星空スペース店長です。

最近よく思うんですよね、なぜ人間はモッフモフじゃないんだって。

ニホンザルとかオランウータンとかみてもモッフモフじゃないですか。

体がアルパカみたいな毛で覆われていれば、こんなくらいの寒さなんて余裕だったと思うんですよね。服とか要らないし。

しかし、体毛が薄弱化した現代人は、こんな寒さの中でマッパでいると一瞬で風邪を引いてしまう軟弱っぷりでございますよ。
いや、胸毛とか脛毛とか濃くても、もう意味がわからないし。

朝、ひんやりした服を着るときの、あのサムっ!て感覚。

この科学が進歩した世の中においても、なにこの理不尽さ。

とりあえず、人間はもっと進化が必要じゃないですかね。モッフモフな方向に。

 

モッフモフで思い出したんですが、年末に富津市金谷に行ってみました。

目的はこちら

写真

金谷のコミュニティスペース まるも

まるもさんに行ってみたかったからでした。

金谷は僕にとってちょっとだけ縁のある町。

「金谷ベース」といえば、わかる人にはわかるでしょう。

・・・房総で面白い動きがあったときには出来る限り機敏にキャッチしようとしている僕なので、金谷ベースもまたオープンした当初から実は何度かお邪魔していたのでした。

ところがまあ~~~~~、せっかく盛り上がった金谷もなんかいろいろあったみたいで、しゅーんとなってしまって寂しい限りと思っていたんです。

そしたら、フェースブックでその金谷を舞台にコミュニティスペース&シェアオフィスをやっている人がいるということ知って、お!これは行ってみなくては!と思い立ったのでした。

で、いってみたら、運よくそこにお店のオーナーである山口拓也さんや、お店を切り盛りしているスタッフの松さんもいらして、図々しくもオフィスに上がりこんでいろいろな話をお聞きしました。

すごいなあと思わされたのが、まるもは移住と仕事がセットになった考え方をベースとして着々とイベントを開催し、すでに20人以上もの人を金谷に移住させているという信じられない実績をあげていたことでした。

移住と仕事、この切っても切り離せない関係性は僕も昔から死ぬほど考えさせられる問題です。

それに対して、まるもでは、その地理的強みを活かして、しかもウェブクリエイターに特化したやり方で人を集め、仕事を回すために人を育て上げ、終いには金谷にシェアハウスを用意して移住までさせてしまうという一連のプロセスを、ある程度の形まで完成させていたのでした。さらに、それをものすごい勢いでガンガンスケールアップさせようとしていることにも、ほとばしる若さとエネルギーを感じたのでした。

全国的にもいくつか類似の事例がありますが、千葉県でここまでフォーマットを完成させて、イベントからその後のフォローアップまできちんとやっているのは、まるもさんだけなんじゃないでしょうか。

僕の場合は、もう少し違うやり方を模索しているもので、必ずしもまるも版ビジネスプロセスを真似ようとは思っていないのですが、それでもまるもさんの築いているやり方は非常に勉強になり、また刺激にもなったのでした。

なーんか、このまるもへの訪問と山口さんとの出会いは僕の心に強烈なインパクトを与えたもので、僕は一度悩むとわりと一ヶ月も一年も考え続けるようなタイプなんで、本来であればさくっとブログの記事も書けばいいのに、筆がぜんぜん進まずに、思い悩むことが多かったのでした。

で。。。

そんな僕の状態とは裏腹に。

 

後日談のほうが、爆速で展開しました

 

僕も怒涛の展開過ぎて正直意味わからん┐(´ー`)┌って状況なので、順に整理してみましょうね。

 

まずは、まるもオーナーの山口さんが、僕らの訪問のことをブログの記事にしてくださいました

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いすみ市にはまだ行ったことがないのですが、金谷から1時間半ほどで行けるので週末とか遊びに行ってみたいところ。
行ってみたいスポットをまとめておくと、

  • ブラウンズフィールド
  • greenz編集長のトレーラーハウス
  • いすみ市役所
  • いすみ鉄道

とか行ってみたいです。

記事中にもありますが、山口さんの方ではまだいすみに行ったことが無いのでいすみに行ってみたい!という強い願望をお持ちだったので、ぜひぜひ♪そのときは案内しますよ~と伝えていたのでした。

いすみとかなやでつながっていけば、内房と外房が結びつくわけですから面白いと思っていたものです。

これが12月8日時点です。

 

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そしたら、その一ヵ月後、山口さんがまるものオーナーを引退していました(笑)←笑うしかないや~ん。

 

2015年10月からまるもはオープンだそうですんで、まだたった1年弱でオーナーを引退って・・・

ブログ記事中は超絶ポジティブなことが書いてあるんですが、逆にポジティブすぎてなんか裏があるんでは、と思わせること山の如しなのでありますよ。

いや、続けてなんぼ・・・って考える自分の常識が大胆にゆすられていきます。

いったいまるもの人は何を考えているの???と思っていたら。

 

ここから、俄然目の離せない展開が!

 

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はい!どーーーーん!

ペリーの黒船襲来ですら生ぬるい!

江戸時代にスペースシャトルがいすみに降り立つくらいの衝撃ですよ。

オーナー止めたと思ったら、山口さん、今度はなんとここいすみ市でコワーキングスペースを始める宣言です。

 

僕も割りといろいろなところにアンテナを張り巡らせているつもりなのですが、今回のことは本当に晴天の霹靂!

寝耳に水とはまさにこのことです。

しかも、市役所のホームページにも、どかーんと告知がでてんの!

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株式会社Ponnufは、山口さんが代表を務める会社のようです。

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いすみ市サンライズガーデンとは、いすみ市の大原地区にある市民プール跡地なんですよね。

閉鎖されてしまってから、いすみ市が有効活用しようといろいろ調査したり募集したりしていたのは知っていましたが、まさかこんなことになるとは。

どなたが作ったのか知りませぬが、いすみ市役所のホームページにはこんな資料があがっておりました。

 

06.sanraizu_ページ_1

06.sanraizu_ページ_2

例の地方創生がらみで、総務省の公共施設オープンリノベーション推進事業のお金がいすみ市に下りてきて、市民プール跡地はこんな風に生まれ変わるみたいです。

展開速すぎだろっ!

いやあ、久しぶりに堪らない感覚を感じました。

「そのとき歴史が動いた」バリに、強烈な地殻変動が発生している模様。

なにこの置いてかれる感!オラわくわくすっぞ!

 

例えていえば、つい先週まで地球で宇宙一の戦闘民族サイヤ人の最強戦士べジータと戦っていたのに、昨日はナメック星でべジータとともに宇宙最強のフリーザ様と戦ってた!みたいな?

展開速すぎて、ストーリーについていけないんですけども~~。

途中で死んでいった雑魚キャラも思い出せない始末。

 

で、漫画ドラゴンボールではナメック星で特大の元気玉くらって死んだと思っていたフリーザ様、さらに強そうなお父様を引き連れて地球に襲来してくるんですけど(でもトランクスに瞬殺される)。

現実世界でも、サンライズガーデンでコワーキングスペースを始めるという山口さんご一行、ついに1月末に星空スペースにいらっしゃいました。

市役所の方々に伴われて。

ちょ、ちょっと待て。ちょっと待て。お願いだからちょっと待って。

 

出会いから2ヶ月でなんだこの展開。

少年ジャンプですか、ここは。

毎週毎週イベントフラグ爆発で、もうこっちはおなかいっぱいなんですよ!

 

カチコミか?!

これはカチコミか!討ち入りか!

 

山口さんの第1声は

 

いすみにコワーキングスペースは二つもいりゃせんのじゃ!

 

ですよ(嘘)。

 

注:映画「仁義なき戦い・広島死闘編」のしびれる名台詞

「広島にヤクザは二つもいりゃせんのじゃ!」

映画をまず見てもらわないと、何も面白くないですので、まずは仁義なき戦い全シリーズを見てみてくださいね。

 

いやあ、いきなりのコワーキングスペース同業者(予定)現る。

ライバル、まさに最強のライバル出現ですよ!

星空スペース大ピーンチ!

上等、喧嘩上等!

まるもがなんぼのもんじゃ~~い!(違う映画になってる)

 

って、もちろん冗談です(笑)

 

「ブルーオーシャン戦略」って、経営学の考え方があるんですが、いわゆる「田舎」においてコワーキングスペース・シェアオフィスっていうのは、まだまだブルーオーシャン、つまり市場を自分たちで形成していく段階にあると思っています。

まずは、「コワーキング」や「シェア」といった概念・理念を、地域にあわせた形で導入し展開していくことこそ必要であって、他のシェアオフィスやコワーキングスペースとの競争にいかに勝つかなんていうことは考える必要すらないのです。

だからこそ、いすみに人を連れてくる/いすみに仕事を創ると言う目的では共通していると思うんで、山口さんたちとも協力できると思っていますし、なにか一緒にコラボできることがあれば実現したいなあとも思っています(勝手にですが)。

まあ、向こうは星空スペースを潰そうと思っているかもしれませんがね(笑)。

今は施設の工事中だそうで、2017年5月にオープン予定だそうです。

それにしても、最近いすみのいろいろな動きがめまぐるしい。

きっとそういう時代の転機が近づいているということなんでしょう。

 

(良)

本を出版しました