こんにちは、星空スペース店長です。
ついにいすみの田んぼに水が入り始めましたよ。
星空スペースからみたいすみ市作田地区の様子です。
田んぼに水が入ると、なんかいよいよか!という気分になります。
蛙も鳴き始め、ウグイスも鳴き始め、木々が楽しそうに枝を揺らします。
田んぼの水面をすくうように吹き上げる風は、水のひんやりとした性質をすこしばかり吸い上げていて、肌に触れたときにひんやりしつつしっとりした感触をもたらします。
このいすみの春の風の気持ちよさといったら。
ぜひ皆さんにもお届けしたいものです。
さて、そんな春の陽気に醸し出されて、房総のそこかしこでさまざまなイベントが催されようとしております。
今回ご紹介するのは、星空スペースから車を10分ほど走らせたところにある大多喜ハーブガーデンのリニューアル1周年感謝祭。
ハーブガーデンといえば、房総スターマーケットやライスデーBOSO、パンガナイトなどのイベント会場としてもおなじみです。このブログでも何度も取り上げてきました。
ちなみに、星空スペースでお出ししているハーブティーはこの大多喜ハーブガーデンのものです。いろいろなハーブの加工品もあって、ちょっと見に行くだけでも楽しいところですよ。
さて、そんな大多喜ハーブガーデン、ホームページを見てもらうと、なんとsinse 1970!
日本でもかなりむかしからハーブ園を開いていた由緒のある場所でもあるんです。
ただし、地元の人であればわかると思いますが、この大多喜ハーブガーデン、実は幾多の経営危機と紆余曲折の変遷を経て今に至っており、そのときどきの状況によって現場も栄枯盛衰の様相を変化させていました。(名称ですら安定してなかった)
しかし、ここ1年ほど、「どぅしたの?ハーブガーデン!」というほどに、精力的にイベントを開催し、積極的に広報活動を展開され、現場も見違えるほどに活気を取り戻しています。
まあ、僕なんかは常にビジネスサイドのケーススタディを収集する癖がついてしまっているため、この大多喜ハーブガーデンも仔細に調べるわけですが(笑)、いまは株式会社イントランスという不動産マネジメント企業が株式会社大多喜ハーブガーデンを子会社化し、運営しているようです。
うーん、興味深い。いろいろマネジメントしている方に話しを伺ってみたいものです。
こういう、本当はすごいポテンシャルを持っているのに、時代に合わせて変化できなくなり、マーケットサイドに適切にアプローチできなくなってしまった物件て、房総をはじめとする田舎にはごろごろ転がっているので、それをうまく立て直して新しい価値を付与し訪問客と雇用を増やすのは、地域活性化にも非常に貢献しているのではないかと思います。
新しいものを建てることも面白いでしょうけど、今あるものをいかに活かすかのほうが、そこに地域活性化の醍醐味みたいなものが横たわっているんではないか、と考える次第です。
大多喜ハーブガーデンもこれほど長く続いたのには、そこに訪れる人々と働く人々の思いの堆積があったからなわけで、その堆積土を利用して花を咲かせる方が、もちろんそういう思いに応えることになるでしょうしね。
さて、脱線に脱線を重ねると、もとの道にもどってくるいつもの流儀で、大多喜ハーブガーデンリニューアル1周年の件です。
特設ページをみるに、4月1日と2日の両日に、ランチバイキングやザリガニ釣りなどの縁日イベント、ジャグリングや音楽ライブが開催されるそうです。
そして、いつも第3日曜日に開催されているあつまんべ市がこの日に特別に開催されます。
お子様連れでも十分楽しめますし、ハーブガーデンは全体が巨大なグラスハウスになっていて雨や寒さの心配もありません。ちなみにドッグランも併設されているので、愛犬の遊び場としてもちょうどいいと思いますよ。
花苗やハーブ、スパイスなんかもさまざまな種類のものを買うことが出来ますんで、興味のある人にはおススメです。
イベントについての詳細は、大多喜ハーブガーデンのウェブサイトをご覧ください。