こんにちは、星空スペース店長です。
6月1日というのは、わたしたち夫婦にとっては特別な日です。
というのも、私達の活動の原点である古民家シェアハウス星空の家を立ち上げたのが6月1日だったからなのです。
しかも、今年でなんと星空の家5周年です。
年月が回りまわって、ついに5年が経ってしまいました。
上記は、5周年を記念して妻が書いた記事になります。
そして、僕もいすみに移住してきたのが6月1日。(妻のほうが僕よりも1年ちょっと早くいすみに移住してきます)
つまり、星空の家と同じく、いすみにすみ始めてから僕も5年の歳月を送ったことになります。
いやあ、5年と聞くと、あれからずいぶん経ったなあと感慨深いものです。しかし、あっという間のことでしたが。
5年前の6月1日に星空の家にすみ始め、畑を開墾し裏山を探検し、時にイベントでたくさんの人に訪れてもらい、納屋を図書館に改装し、私達も結婚を契機に星空の家を卒業し、星空スペースを昨年9月からやり始め、ついに今に至ります。
ところで、いま5周年と書いていたところ、偶然PCの変換ミスで「5執念」と文字が表示されましたよ。
その「執念」という言葉が思いのほか僕の心にジャストミートしたので、ふふっと笑ってしまいました。
続けること
その一時において、確かに私達は執念を持ってやってきたし、これからもそうでありたいと思っています。
続ける、続けていくためにはどうしたらよいかを考え続け、実行し、反省し、また行動する、そういう5年間でした。
「続ける」って面白い言葉で、日本語的には英語のkeep,continue,retain,maintain,sustainといった意味のそれぞれを含有しています。
まったく同じことを同じ方法で続けていくのか、
修理・修繕しながら続けていくのか、
はたまた「続ける」ことが目的であって手段はさまざまに変化していくのか。
私達の「続ける」はそのどれか一つの意味ではなく、そのすべてをやはり含んでいて
ご近所の人たちにはご挨拶を欠かさず続け
草が伸びたら刈り続け畑を耕し続け
人をお招きし続けおもてなし続け
家でご飯をつくり続けみんなで食べ続け
できるかぎり楽しく暮らせるように努力し続けています。
なんのために?と聞かれれば、
それはいすみに住み続けられるように
という第一目的に戻ってまたループするわけで。
やはり、続けること、それ自体に「執念」をもってやり続けることが宿命として含まれているのかもしれませんね。
よく、移住で何が大変でしたか?と聞かれるんですが、
移住するのなんては大変でも何でもないんです。
引越し的な意味合いで言えば、物理的に荷物を移動させるだけで、ひとまず移住は完了します。
移住が大変なのではなく、移住した後ですよ。
ここで、楽しく、幸せに、和やかに、そして健やかに生き続けていくってのは本当に大変なことです。
大変だ、大変だ、と私達も言い続けています(笑)。
まあしかし、やりがいが無いわけではありませんね。
きっとそのやりがいの中身に、私達が執念をもって、ここに住み続けている理由があるんでしょう。
そして、ここいすみ市には、それだけの住み続ける魅力があふれているということです。
それもこうして、伝え続けられれば良いなあと思っています。
(良)