星空スペース

星空の家5周年の祈りと願い


こんにちは、星空スペース店長です。

昨日はいすみも大嵐でした。

さて、以前にもこちらのブログにも書きましたが、星空スペースと同じくわたし達が運営する古民家シェアハウス星空の家が、6月で5周年を迎えました。

そこで、星空スペースを一日お休みさせてもらって、星空の家にて5周年の感謝パーティーを開催しました。

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今までで星空の家に関連した人すべてをお招きすることはとてもできなかったのですが、親しい人たちに声がけしたところ、本当にたくさんの人にお集まりいただきました。

おそらく40人~50人もの人々にお越しいただいたのですが、それでも十分に受け容れるキャパのある星空の家は本当にすごいなあと再確認しましたよ。(準備でめちゃ大変でしたが)

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これは感謝の辞を述べる際に感極まって泣いちゃう管理人。

 

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5周年の感謝と、集まってくださった皆様のご活躍を願って乾杯!

 

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暗くなってからは屋内で宴は続きました。

 

同じいすみ市内の人もいれば、大多喜、勝浦、睦沢などからも客人が駆けつけてくれました。
移住者仲間もいれば地元の人もいて、お店が終わった後に駆けつけてくれた人たちもたくさんいました。

懐かしい思い出話もたくさんありました。

みなさん家を出るとき、最後に

「今日は来れてよかった」

そう言ってもらえるのは何よりもうれしいことでした。

本当にありがとうございました。

 

 

地元の人々と違って、移住者は永遠に移住者なんです。

自分がそこに住んでいる暮らしていることが、「当たり前」ではないんです。

だから、多くの移住者は自分がそこに暮らす「意味」を日々考えざるを得ません。

また来年も暮らしていけるだろうか?

これからもちゃんとやっていけるだろうか?

そんな日々の不安を感じながら、自分がそこで暮らす意味と、そしてその実現を求めて、わたし達移住者は毎日なんとか生きていけるようにがんばるしかありません。

 

ここを離れる意味が大きくなったり、次に向かう場所ができたりして、いすみを離れていく人もたくさん見てきました。

そのたびに寂しさを感じるとともに、自分がまだここにい続ける意味を求めました。

 

5周年記念パーティーのときに、わたし達がここにいる意味が少しだけもっとよくわかったような気がしました。

そして、逆にわたし達がこれからも守らなくてはならないもの、育んでいきたいものもより強くはっきり見えました。

星空の家からはじまったストーリーはやっと5年が経ちましたが、まだまだ終わらせたくないいろいろな未来のシナリオがあるように思います。

そして、またみんなとこうして宴ができればいいな、それが星空に向かってした祈りと願いでした。

 

だから、まだまだがんばります。

(良)

 

本を出版しました