毎度どーも、星空スペース店長です。
自営業の人間にとっては仕事の書き入れ時だったりするわけですが、世間ではすっかりゴールデンウィークです。
この「ゴールデンウィーク」という言葉、実は和製英語なの知ってましたか?つまりは英語ネイティブの人にgolden weekと言っても「What?」となって通じません。
まあ、ゴールデンウィークなんて昔の人もご大層な名前をつけたものですが、「ゴールデン」という言葉から醸し出される雰囲気にはなかなかどうにも日本人には抗いがたいらしく、混雑するのがわかっているにもかかわらず、ゴールデンの魔力にかかって外出してしまうんですから、ゴールデンはやっぱりすごいなあと思うわけですよね。アイアンウィークやアルミニウムウィークだったらそりゃ出かけていませんね。
そんなわけでみなさま、ゴールデンウィークを無事に楽しまれますよう、ご祈願しておきます。
さて、話は変わりますが、僕は情報も野菜と同じように新鮮なものを「仕入れ」るべきと思っていまして、いろいろな情報をチェックするのに努力しています。
お店に来られる方にいすみ市および近隣地域をご案内したりレクチャーすることも多いので、地域の情報についても網をしかけ、アンテナを張り巡らせています。
「どこからそんな情報仕入れてくるの?」と驚かれることもしばしばあるんですが、実はベースになるところを着々と続けていれば、誰でも情報通になれることばかりなんですよ。
一番真っ先におススメしたいこととしまして、今回は自治体が毎月発行している広報誌の活用をあげておきしょう。
田舎側のさまざまな社会的・経済的な局面におけるプレイヤーとして、役場の方々の存在は欠かすことが出来ません。特に最近は地方創生関連の政策が大賑わいですから、役場の職員が実際に現場の市民と組んでイベント活動や地域活動を行うことも頻繁に見受けられます。
そんな役場の人々の行動様式というのは一定の手続きと手順に基づく必要がありまして、計画から実施に始まって、最終的には広報に載せるという形で市民の前に情報が開陳されるところまで決まっているんですね。これは基本的に、日本全国どこでもいっしょです。
特に広報がよいのは、紙面の関係から情報がぎゅっとまとまって報告されていること。これは短い時間で要領よく重要な情報を取得するのにとても役に立ちます。毎月ささーと広報をチェックすれば、役場が何を考えているのか、そして地域の中で何が起きているのか、といったことを俯瞰的に知ることができます。
重要なのは継続的に見ることです。ある程度長いスパンで見ないと、役場の動きや目的がつながってこないということが往々にしてありますよ。1年2年3年と連綿と見てきて、やっと見えてくるなんてこともざらにあります。ある特定分野に事業集中すればよい企業活動や市民活動と違って、役場は全方位的にある程度の平等性と公平性をバランスしながら政策を実施していかなくてはなりませんから、そうならざるを得ないんです。市民の側も短期的な視点と長期的な視点の両方から、そうした政策の動きを見ていくように心がける必要があるように思います。
昔は紙でしか読むことのできなかった自治体広報誌ですが、今はネットでPDFファイルをダウンロードしてみたり、ブラウザから確認したりできます。これは在庫を持たずにすむのでものすごいありがたいことでもあります。
以下は僕が高い頻度でチェックしている広報誌です。ぜひ皆さんも自分の地域や気になる地域の広報誌を継続的にチェックしてみるとよいですよ。
最初は退屈かもしれませんが、継続して読んでいると実は結構味わい深いというのが、自治体広報誌の面白いところでもありますが、これは共感してもらえるかわかりません(笑)。少なくとも僕はけっこう読むのが好きなんですよね~。
いすみ市 広報いすみ
睦沢町 広報むつざわ
大多喜町 広報おおたき
御宿町 おんじゅく広報
勝浦市 広報かつうら
長南町 広報ちょうなん