毎度どーも、星空スペース店長です。
古民家シェアハウス星空の家には、ミルクという名前のそれは可愛い猫がおります。
ただ、そのミルクちゃんが可愛すぎて、写真に写すとなかなか満足のいく可愛さをフレームの中に残すことができないんですよね。
ある日のミルクちゃん。ちょこんと座っている姿いいね、いいねえ!
お、今日は珍しく写真撮られるの嫌がらないの?可愛いね!ミルクちゃん。笑って笑って!
あ、あれ?ミ、ミルクちゃん、え、笑顔~!笑顔くれないかな?
す、すいませんでしたああああああ!調子に乗りましたああああ。
さてそんな猫のサーバントの悲哀はさておき。
今年の5月3日にチーズ工房【千】senを舞台に開催された「寺子屋2018」というイベントのことを少し思い出して書きたいと思っています。
チーズ工房千については、こちらの記事も参考にご覧ください
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このイベントについては、まずはこちらのページですばらしい写真をたくさん見てもらったほうが、当日の雰囲気が伝わっていいと思います。
寺子屋とは、チーズ工房【千】senの店主の柴田千代さんが発起人となってチーズ工房千と刈込牧場さんを舞台として毎年開催しているイベントで、こどもたちが主体となって生きるための智恵を学ぶ一日限定の道場みたいな存在です。
毎年、こども達の輝かしい顔を見るのが好きで、このイベントに少しだけ助力しています。
イベントの内容は、上記のページの説明と写真を見てもらうとして、僕が今書きたいと思っているのは、あの日見た「奇跡の虹」についてなんです。
今年は残念ながら、嵐の日に寺子屋の日程があたってしまい、若干規模を縮小して雨の中の開催となりました。
しかし、午後から天気も持ち直してきて、それどころか、ぐっと汗ばむような陽気になって駐車場係を受け持っていた僕はふうふう汗をかきながら車の誘導などをやっておりました。
それで、順調にすべての予定していたプログラムを終了し、こどもたちも親御さんも大満足で帰ってもらった後に、今回の寺子屋イベントでかかわった協力者一同で打ち上げを行いました。
この打ち上げのときにまた、空をどんよりとした雲が覆い、雨が強く降り始めてきたんです。
打ち上げの際に振舞われた大多喜町のMOMOSUKEさんのお弁当セット!めちゃくちゃ美味しかったです。
外は強雨だったものの、室内では関係者達がとても和やかに賑やかに、おしゃべりをして旧交を温めていました。
それで、打ち上げも宴もたけなわ、主催者の千代さんから最後の挨拶が終わったところで、あの奇跡が起きたのでした。
外でみんなで集合写真を撮ろう!
ということになって、みんないそいそしているときに、スタッフをしていた人の一人が「虹が!」と大きな声で叫んだのです。
みんなあわてて外に出てみると、そこにはあまりにも美しい虹が空に架け橋を作っていたんです。
あまりにも美しすぎて、見た人誰もが言葉を失っていました。
僕もあまりの美しさに感動して、目から落ちる涙をどうすることもできませんでした。
あれほど、美しい虹の姿を僕はいままで見たことがありません。今でも脳裏にはっきり焼きついている。
(上図、カメラにも一応収めてみましたが、その美しさは脳裏のものとはかけ離れています。)
虹は本当に一瞬だけその眩い姿を見せた後に、あっという間に空に溶けてなくなってしまいました。
あの虹はいったい何だったのだろう?
ただの自然現象といってしまえばそれまでなんですが、あまりにも美しい虹だったのです。
人間はあまりにも美しいものには意味を見出そうとしてしまう、そこに人知を超えた美しさの源泉を感じてしまうからなのです。
もし天からの意思であったのなら、その意味はなんだろうか、僕は考えざるを得ませんでした。
できることなら、もう一度、あの虹を見たい。
死ぬまでに、どうしてももう一度、あの虹をもう一度見てみたい。
そう、そう思わせることこそ、天の意思ではないのか、そんなふうに自分では改めて思ったのです。
脳裏に焼きついた虹は、焼印のように僕の心を拘束している。
今回、チーズ工房千の寺子屋イベントに、関わらせてもらって、あの虹を見ることができました。
未来のことは何もわからないけども、あの虹が心の中にある限り、僕は続けたいと思っています。