星空スペース

株式会社スターレット設立。未来のシェアを作るために会社を作る

毎度どーも、星空スペース店長です。

そういえば、以前に会社設立のことをブログ記事に書いたことがありました。

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あれから、なんやかんやと手続きや事務処理が続いたもので、ながらくこちらでも発表できなかったんですが、実は会社できました!

会社の名前は株式会社スターレットです。

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ありがたいことに、募集を開始してほぼ1ヶ月で10人もの方が出資者として手を上げてくださり、240万円のお金を元手(資本金)として会社を作ることができました。(株主は私たち含め12名!)

実はこの会社を作るに当たって、司法書士事務所や商工会や市役所や中小企業診断士といったさまざまな方々のところに相談しに行ったんですが、一様に皆様に言われてしまったのが

こんな会社はいすみでははじめてかも?!

ということでした。

ちょっといろいろな意味で変わっている会社を作ってしまったのかもしれません。

まあそんなわけで設立するに当たって、ちょっとした面倒な手続きが増えてしまったわけなのですが、それというのも私たちが「会社」というのにも新しい意味を持たせたいと思ったからなのでした。

 

株式会社スターレットは、今のところは私たちが進めてきた星空の家、星空の小さな図書館、星空スペースなどといった事業を束ねる法人という存在です。

もちろん、私たちは「やりたい!」という意思を持って事業をやっているんですが、もう一方で大切にしていることは「今の社会や地域で求められていることをやろう」ということです。

「今あるもので、まだないコトを」をキャッチコピーに、「こんなのあったらいいなあ」という人の思いを実現していきたいと考えています。

ちなみに、株主のことを英語ではシェアホルダー(share holder)って言うんです。

で、私たちは、私たちが実現したい未来を一緒にシェアしてくれる仲間を作りたいと思いました。

もちろん、実現するには、

お金も必要

知恵も必要

人力も必要

道具も場所も技術も必要です。

とてもとても自分たちだけでそれらをすべてそろえて、あるべき未来を実現するなんてコトはむりな話なのです。

だったらどうするか、実現するのをあきらめるのか?

いや、はじめから自分たちだけでやらなければ良いのです。

あるべき未来を一緒に実現しようと思ってくれる人を募ればいい。

それが、いまの段階で一番しっくり来る方法というのが、会社を作って株主になってもらうことでした。

だから、株式会社スターレットを支えてくれる人は、未来をシェアするシェアホルダーなんです。

クラウドファンディングとか別の方法でお金を集めることを薦めてくれる人もいましたが。

一年に一回以上必ず出資者が集まる株主総会を開かなくてはいけない株式会社の方が、システムとしてわたしたちがあるべき未来を話し合う機会をきちんと提供してくれると思ったりしています。

会社だとか株主総会だとかそんな面倒くさいことをと言われてしまうかも知れないんですが、私たちのやり方がうまく回りだしたら、まちづくりや地域活性化の局面において、会社を作ってやることが他の人にも良いアイデアをもたらすかもしれないんじゃないかと希望を持っています。

まあ、実際のところ、会社を作るなんていうのは、お金さえあれば本当に誰でもできることなんです。

本質的な問題は、会社を作って何をやるのか。

せっかくたくさんの方が応援してくださっているので、地域社会とあるべき未来にむかって、もっともっと貢献できるように着実にアクションを起こしていきたいと思っています。