星空スペース

星空の畑、今年の収穫物。「お店をやりながらできる農」の程よいレベルを探し中

毎度どーも、星空スペース店長です。

いすみ市には「森のようちえん いすみっこ」という自主保育のサークル活動がありまして、そこには少子化なんてうそみたいにたくさんのちびっ子たちが元気に走り回っているんですが、そのいすみっこさんが来年度の参加メンバーをあらたに募集しています。

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いすみっこのみなさん

まずは入会説明会に参加することが必要ということなんで、関心のある方はぜひ参加してみてくださいね。

以下はフェースブックページの引用です。

==============引用

《 森のようちえん いすみっこ 》
★2019年度 入会説明会のご案内★

自然育児サークル《 森のようちえん いすみっこ 》では、2019年4月からの新メンバーを募集します!
下記要項をご確認のうえ、入会説明会へのご参加希望の方は2019年1月20日(日)までに事前にお申し込みください。
また、説明会日に出席できない方は別途メールにてご相談ください。

★入会説明会
日時:2019年1月24日(木)10:30〜11:30
場所:古民家おひさまのいえ(いすみ市日在2013)
事前申込み:資料用意の関係上、1/20(日)までにお申込みをお願いします。
保護者のお名前、お子様のお名前と生年月日、住所、電話番号を記載し、メールにてお申し込みください。
メール:isumicco★gmail.com(★を@にしてください)御田(おんだ)まで

★入会までの流れ
入会説明会へ参加→2回以上の体験参加→申込書提出(3月上旬)

★対象
*いすみ市在住の方
*概ね1歳〜5歳のお子さんとママ(対象年齢を外れている場合やごきょうだいがいる場合もご相談ください)
*月4回の活動にほぼ参加可能な方(保育園等へ通わせつついすみっこにも参加可能)
*半年ごとに交代する役員を担当できる方(畑&会計係、企画係)
*募集組数:10組程度予定

★活動概要
*活動日:第1.3火曜日(森)と第2.4木曜日(おひさまのいえ)
*活動時間:10:30〜13:30
*活動場所:いすみ市内の森(桑田)や古民家「おひさまのいえ」「環境と文化のさと」など
*費用:入会金1000円/年会費1200円/おひさまのいえ使用費毎回200円/保険一人800円(年間)

*日々の活動の様子は、facebookでご確認ください。
《facebook》https://www.facebook.com/isumicco/

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さて、現在星空スペースでは、星空の畑として星空の家と星空スペースの2箇所に畑を開いて、農作物を作ったりしています。

正直、なかなか思うように時間が取れない中でかつ自然に翻弄されまくりで、思うようにいかないことばかりなんですが。

ちゃんと面倒見ている方々の前では恥ずかしくて言えませんが、なんとか6年間続けてきています。
移住する前に畑をやり始めたころから考えるともう10年以上経ちました。進歩しているような、同じところをぐるぐる回っているような、そんな感じですね。

今年も猛烈な暑さが続いたり、台風が運んできた塩害で作物が枯れたり、はたまた大量に発生した虫によって作物が食いあらされたり、はてはイノシシに畑を掘り起こされたりして、心を折られそうになることばかりなんですが、雑草を見習ってなんとか負けずに奮起しています。

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今年は2月に植えたジャガイモが大豊作で、8月から断続的に収穫していき、そのころからほぼジャガイモを買わずに済みました。ポテトサラダが売りのうちの店(笑)としては、非常にありがたかったです。

逆に、夏野菜は管理の不行き届きはもちろんのことながら、7月の長雨、8月の酷暑と塩害によって、例年をはるかに下回る野菜しか収穫できませんでした。それでも、ピーマンは買わずにすみましたし、西洋カボチャはスープの具材として一騎当千の役割を果たしてくれました。

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先日はこちらのサツマイモをようやく収穫することができました。サツマイモも冬の間、いろいろな料理のバリエーションを提供してくれるありがたい作物です。

今、畑のメインを占めているのが、冬の今野菜の代表である大根とカブです。

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こちらは大根。僕は大根は許容されるぎりぎりの遅めに種をまくようにしています。大根が大きくなりすぎるのを防止するためです。大根は小ぶりのほうが使い勝手がよく、かつきめが細かいしっとりとしたものになるので、遅めに蒔くようにしています。たくさん蒔きさえすれば、小さくても十分な量を確保できますからね。

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こちらはカブ。

カブはうまく種を蒔く時期を調整できれば、本当に手のかからない作物で、なおかつ葉っぱも実も主役ぶらずさまざまな料理に使うことができるので、本当に重宝します。

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ちなみに大根もカブも、このように畝間をびっしりと低層の小さな葉っぱを持つ植物で覆うようにしています。

あえて土を見せない。最近、このような状態をできる限りキープすることに注力しています。

強い雑草の抑制と、土作りの両面から、有効だと考えているためです。また、さらにもうひとつの目的として畑にできる限りたくさんの生き物を呼び込み、生かしたいからというのもあります。

 

店やほかの仕事をやりながら畑をやっているため、畑に100%の力と時間を注げるわけではありません。

ですので、ある程度テキトーに、ある程度畑が自ら環境を良くしていってくれるような、そんな農のスタイルが理想で、そういう風にやれたらいいなあと思っています。

水撒きもあんまりやらない、草取りもほどほどに、そして農薬や化学肥料に頼らずに作る。

そんなやり方で、ほどほどに野菜が採れるようになればいいんです。

 

「ほどほどに」っていうのも大切だと思っていまして、できる限りたくさんとろうと欲をかいてもいけませんし、人に自慢したいほどに美しい野菜を目指すこともしませんし、ましてや売り物としてよそ様に買ってもらうまでの完璧さも追い求めない。

ちゃんとしたお野菜は、プロの農家さんから僕は買いたいと思っていまして、それの脇役や引き立て役になってくれる野菜を作れればそれでよいと思っています。

「お店をやりながらできる農」の程よいレベル

そんなやり方を広めるってことももしかしたら案外重要なんじゃないかと思っていまして、まあ、そんななんかえらそうに言っても、本当にまだまだなのは自分が一番良くわかっていまして、ああでもないこうでもないと試行錯誤しながら、畑作業にできるだけ関われるように時間をやりくりしています。