星空スペース

いすみ市空き家見学会で星空スペースにご訪問いただきました

こんにちは、星空スペース店長です。

kengakukai

11月12日土曜日、いすみ市定住促進協議会主催の「房総いすみ空き家見学会」にご参加された皆様が、星空スペースをご訪問くださいました。

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チーズケーキとハーブティーのセットは好評でした。チーズケーキは妻の手作りです。

総勢22名もの方々が、いすみ市の空き家見学会に参加され、星空スペースにも訪れてくれたのです。

田舎暮らしや空き家への興味がそれだけ根強いと見ることもできると思います。

 

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皆さんに星空の家&星空スペースの話をしました

 

さて、今回の空き家見学会では、いすみ市へ移住したものとして、かつ、いすみ市の「空き家バンク」制度を利用し、空き家を利活用している運営者として、自分たちの活動やいすみの暮らしぶりについてご説明させていただく機会をいただいたのでした。

 

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民家を使って、なぜシェアハウス星空の家やシェアオフィス星空スペースをやっているのか、その目的や活動内容をご紹介

古民家シェアハウス「星空の家」も、寄り合いカフェ&シェアオフィス「星空スペース」も、大変ありがたいことに、いすみ市役所やいすみの先輩移住者、そして地元の方々近所の方々に支えられて今日まで営業を行っております。

逆に言うと、これだけさまざまな支援やサポートを特段何も持っていなかった僕ら移住者にご提供してくださるということは、僕ら移住者が期待される役割というのもあるということでしょう。

そうした期待を担い、市役所や地元の方々と一緒になって、いすみという地域の盛り上げに参加してくれる人々を増やすべく、僕らもこうした活動に協力をしていきたいと考えております。

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妻(千絵)のほうからは、いすみ市移住から星空の家&星空の小さな図書館の設立までの経緯や、私たちの暮らしぶり、そして空き家を活用していくに当たっての仕組みや方法論を説明いたしました。

 

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いすみで暮らしていくにあたってのご質問もたくさんいただきました

 

今回、お話会が1時間と長めに設定されていたこともあり、皆さんからもたくさんの質問をいただきました。

 

案外面白かったことは、いすみに限らずそうですが、田舎暮らしにまつわるコストがどんなものかということに興味・関心を持っている人がたくさんいるということでした。

 

たとえば、

クルマがないと生活できないといわれる田舎暮らしで、ガソリン代は月にどれくらいなのか?

都市ガスではなく、LP(プロパン)ガスにするとどれくらいガス代があがるのか。また、何にガス代がかかるのか?

水道代が都市部よりも高いというが、それはどれくらいか。また井戸水などを活用することができるのか?

病院や買い物にクルマ以外で行くことができるのか?

といった問題について、皆様大変興味をお持ちでした。

たとえば、下水道が整備されていない地域ですと合併浄化槽という装置の設置などが必要になり、それは空き家の購入・賃貸とは別に必要になってきます。

他にも、古民家の場合には窓枠にサッシが無かったり、トイレやお風呂などの水周りに修繕が必要になることも多いです。

こうしたひとつひとつの費用が田舎暮らしをはじめる上で、馬鹿にならない出費になったりするので、事前にいろいろとチェックをしておくことが大切なのですね。

そうした空き家を見る上での注意ポイントなども、簡単にですが、皆さんに説明することができてよかったです。

 

こうしていすみに来てくれた人が田舎暮らしにより強い興味をもち、移住や、あるいは移住とまではいかなくても、たまにいすみに遊びに来てくれるようになってくれれば、大変うれしく思います。

星空スペースや星空の家もそうした皆さんへのご助力を惜しみませんので、ぜひまたお越しいただければと思っています。

(良)