毎度どーも、星空スペース店長です。
ちょっと暖かくなってきたと思わせて、グーンと寒くなるからたちが悪いですなあ。
まるでジェットコースターのような気温の落ち込み。パソコンの前で手をすり合わせて温める作業を続けています。
暮ラシカルデザイン編集室発行のこちら「BOSO DAILY TOURISM 房総日常観光 vol.1 SOUTH FIELD of BOSO PENINSULA 」を星空スペースにも入荷しましたよって報告です。
早速読ませていただきましたが、相変わらず、よい仕事します。
こちらの暮ラシカルデザイン編集室の沼尻さんは「主な仕事は書籍「房総シリーズ」の自費出版。自ら企画から取材、執筆、撮影、デザイン、販売、発送・配達までを行うプレイヤー「一人出版 “者” 」として、「房総の名刺となるような本」を目指して本づくりを行っています。」っていうことをやっている人です。
まあ一種の変人ですが、実はほぼ同時期に外房に移住した移住者仲間であり、彼が紡いでいく文章を読むことで、こちらも房総を旅した気分にさせてもらっています。
Tourismをどう訳すかは、人はなぜ旅をするのかという問いかけでもあります。
美しい風景を見に行くのもいいでしょう。
温泉につかりに行くのもたまりません。
おいしいものを食べれば幸せな気分もいたします。
でも、暮ラシカルデザイン編集室は、もうひとつの旅のあり方、「人に会いに行く」という価値を見事に提供してくれます。
どんな商売にも「仕入れ」というべきものが存在します。
小売店は販売物を、魚屋は魚を、農家は土と種と肥料を、サービス業は従業員を、用意しないと商売が始められません。
暮ラシカルデザイン編集室の仕入れ作業は房総の「面白い人」なんでしょう。
それを、編集者はあちこち掘り起こしにいくわけですが、房総半島は面白いことに、掘れば掘るほど人が湧く。
そのことを彼の本を読む度に思います。
しかも、あっちを掘ると、こっちのほうとつながる。また、向こうのほうを掘っていたのに、気づいたら実はスタート地点に戻ってくる。(暮ラシカルデザイン編集室はいったい何回「なかぱん」に戻っているんだ(笑)?)
そんなことが、脈々と起こるのが房総半島なんです。
面白い、実に面白い。だって、面白い人に会うんだから、面白いに決まっているんですよね。
そのことを気づいてもらうために人を呼ぶことが、房総のTourismと呼ばれるときがくればいいなと思って、僕もさまざまなことに取り組んでいます。
まあ、百聞は一見にしかず、です。
もし興味が分かれた方は是非本を買って読んでみてくださいね。