星空スペース

創造系不動産様ツアー5回目。私たちのモチベーション

毎度どーも、星空スペース店長です。

そうそう、自分の家とか店舗ですとか、ワークショップ形式で手直ししたり、リノベーションしたいという人には、こちらの工務店さんがおすすめです。

和建築工房

代表の忍田(おしだ)さんには、私たちもとてもお世話になっております。

最近ホームページのほうもいい感じにリニューアルされました。和やかな雰囲気が漂っていて、ほんわかしますね。

家や店をみなと一緒に作るって一生の思い出になるでしょうから、そういうのが好きな方はぜひチャレンジしてみるのもいいと思いますし、そういうのが広まるといいなあとも思っています。

 

さて、3月はなんだかとてもあわただしく過ぎ去ってしまうのですが、3月9日に受け入れをさせていただいた創造系不動産さまのツアーの模様をご報告しておきましょう。

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去年開催したツアーは毎回10人以上の団体様だったのですが、今年からはより濃密なディスカッションができるようにすこし規模を小さくして開催することになりました。この回は5名の方にご訪問いただきましたよ。

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春の旬の野菜をたくさんご用意して、みなさんをおもてなしいたしました。

 

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一番人気はこちらのふきのとうのてんぷらでしたね。星空スペースの庭で朝摘んだものです。毎年、うちの庭にはよい感じのふきのとうがたくさん出現するので、旬の時期はよいものです。

皆さん、そのおいしさに感動してくれたので、(こちらとしても原価ほぼかかっていないにもかかわらず)ちょっと自慢げになってしまいました。

 

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食事もひと段落して、おなかも落ち着いたらいつものようにフリートークです。少人数ならではの濃い会話を楽しむことができました。私たちもいろいろな考えやアイデアに触れることができて、とても貴重な機会をいただくことができて心から感謝しています。

さて、この回でも実は質問されたのですが、私たちのモチベーションの源泉について質問されることが少なからずあります。

つまり、「なぜ古民家の利活用に取り組まれているのか?」「今のような仕事をしようとしたきっかけは何か?」といった質問です。

この質問、もちろん今までに私たちもいろいろな経緯を経てきていますんで話したいこともたくさんあるわけなのですが、ちょっと答え方に窮する感じがしないでもないんです。

というのも、必ずしもモチベーションがまず先にあって今の私たちがしている仕事があるわけではなくて、自然な流れといいますか、私たちとしては「周りから必要だと思われている」し、私たちも「必要だと思っていること」を淡々とし続けたら今の形になっていったというのがありまして、なんかモチベーションというほどに熱いものが先にあったような感じがあんまりしないからなのです。

このことは、今までにいろいろなプレゼンする場ですとか、さまざまな面談の場で多くの人々にお会いして感じているのですが、現代の働く人たちの心の問題といったら深刻に過ぎるのですが、何か精神面での問題の発生源になっている気がしたりします。

つまりは、端的に言ってしまうと、みんな「モチベーションをちょっと気にしすぎじゃない?」ってことなんです。

仕事に対するやりがいだとか、張り合いだとか、そういうものをいまいち感じられなくなってきてしまったりすると、この仕事に対するモチベーションというのがどうしても気になってしまうんでしょうか。

なんか、とにかくモチベーションのありかを聞いてくる人が増えている感じがしていまして、私としては「いや、そんなに必要と思われていて、しかも自分が興味あれば、ちょっとまずやってみればいいんじゃない?」と思ってしまうんですよね。

たとえば、消防士さんを思い浮かべてみてください。

消防士さんって、火事を見ると興奮する!自分の人生をかけて火事をなくす!ってモチベーションを持っている人ってのはごくわずかだと思うんですよね。もちろんそういう人も中にはいるでしょうけど。

それよりも圧倒的に多くの人は、火事で困っている人を助けたい、社会から必要とされる仕事だから自分がなろうと思って、職務についているんじゃないでしょうか。

だから、いまモチベーションがないから火事は消せません、出動しませんとか言ってられないわけですよ。

私たちが空き家を見て思うのも同じなんですよね。

まだまだ使える家があって、それが使われないままだったとしたら、それをある意味助けようって思うのも自然なことだと思うんです。逆に空き家を探している人や、新しいことにチャレンジしようと思っている人が家の問題で躓いているのもたくさん見て知っています。

「モチベーション」という自発的な衝動云々よりかは、とにかくそれが必要だからやっているという感覚かなぁ。

ありがたいことに、私たちが利活用できるように家を任せてくれる方々がいるうちは、とにかくその家が少しでも活用されるようにがんばってみようと思っていまして、特段僕らがものすごい空き家が好きとか、空き家活用に生きがいを感じるってわけでもなく、日々の生活をなんとか続けられるように、地域のことに少しでも貢献できるようにしてきたら、今があるって感じなんです。まあそれ自体がモチベーションといえばそうなんでしょうけどね(笑)。

エモーショナルな問題でうまく言い表せなくて申し訳ないのですが、モチベーションについて聞かれることが増えたので、ちょっと書き起こしてみようと思ったしだいです。

「なんとなく流れでそうなった」って答えられないから、ない頭をひねってみました!

 

参考:

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