毎度どーも、星空スペース店長です。
最近、面白かったことといえば、Twitterのこのハッシュタグ。
「わかるわかる!」とうなづかされるものが多くって、子どものころに勘違いしていたことって多かったんだなと気づかされました。
さて、これも6月のこと。
創造系不動産さんがつないでくれたご縁で、「株式会社エイトブランディングデザイン」という会社御一行様が2日間いすみで企業研修合宿を開催し、その2日間のランチを星空スペースが担当させていただきました。
ご依頼をいただきまして、
「東京の会社です」
『 東 京 !』
「東京の南青山に本社があります」
『 南 青 山 !』
「ブランドデザインを手がけている会社さんです」
『 ブ ラ ン ド デ ザ イ ン !』
っとまあ、おしゃれ要素満載な感じ!
おしゃれさんから2光年ほど離れた星空スペースで勤まるのか一瞬躊躇われたのですが、そこは持ち前の「ま、なんとかなるだろ!」といういつもの能天気で引き受けてしまったのでした。
後から知ったのですが、このエイトブランディングデザインさん、めっちゃ面白い会社です。(実績はこちらのページで見ることができます。)
僕が一番びっくりして、しかも関心を持ったのが、自社ウェブサイトのメニューに実績ページよりも先に「FLOW」というブランドデザインの工程を掲載されているところでした。しかも、そのブランド開発手法を現すフローがめっちゃ洗練されているのです。(デザイン会社だから当たり前と思われるかもしれませんが、これがどうして当たり前じゃないんです)。
僕もコンサルティング会社にいたり、独自のビジネス講座をやってきたりしたので、ビジネスフロー図などは飽きるほど今までに見てきたのですが、理念と実際の現場感覚とが乖離してしまっている机上の空論でしかないフロー図が巷にあふれていることを実感を持って知っています。
しかし、COEDOビールのケーススタディなどを見る限り、エイトブランディングデザインさんはそうした机上の空論ではない、実践的なビジネスに沿ったブランディングデザインの手法を自らモデル化し、しかもそれをクライアントと一緒に膝突き詰めて考えつくす努力をされているように感じました。ホント、それってなかなかできない難しいことなんです。
ここから店長のぶっちゃけトークですが、特に地域活性化系のジャンルでそうなんですが、コンサルタントやデザイナーといわれる種の人の半分以上は自分でビジネスを成功させたことのない、机上の空論絵描きストです。もうほんと、わんさかそういう人たちがいて、日々自分の描いた餅を誰かが本物の餅として売ってくれないか、探し回っています。そういう人たちほど口達者で自分を着飾るのもうまいので、だまされてしまうことも往々にあるんですよね。
で、そういう輩にだまされないためにも一番いいのは、実績とビジネスモデルのふたつを両面からちゃんと説明できるか、信頼できそうかきちんと確認を取ることだと思います。面倒ですが、この確認作業を怠ると後で死ぬほど痛い目に遭うかもです。
なんか話がめっちゃそれました。
で、そのエイトブランディングデザインさんにいすみ・房総の食材を使って、ランチをご提供したというのが今日の本題です。(ちなみに料理を作ったり、サーブをしたりで忙し過ぎて写真をあんまり撮れなかったです反省)
いつものように、作った料理について、食材や作り手のことを皆さんにご説明させていただきました。あ、ちなみに今回は国吉駅の2階にある旧夷隅町の商工会館でランチだったため、料理は仕出しです。仕出しランチバイキングです。
バイキング形式なので、わらわら群がるお客さんたち。
近海でとれたトビウオもご提供しました。トビウオはイワシの上位互換。油にさっと通すとめちゃうまです。
こちらは、星空スペース特性の梨エキスに漬け込んだ鶏肉のグリル。
もはやいすみ市の特産といってもいいチーズ(今回はharuさんのもの)も。
トマトもよいものが出だしたので、トマトのスープも作りました。
ほかにもいっぱいの料理を腕によりをかけて作りました。
写真には写っていませんが、いすみの美味しいお米もしっかり炊いてご提供しましたよ。
ブランディングデザイナーな人々に、いすみの食材のおいしさ、房総の食の豊かさをしっかり植えつけて、東京の人々に伝染していただかなくてはと企んでいたのですが、その企みはまあまあ成功したといえるのかもです。
皆さんに美味しいと仰って頂きました。
とにかくも、いすみで和気藹々としたランチを楽しんでいただけて何よりでした。
エイトブランディングデザイン社代表の西澤社長は、いすみをすっかり気に入っていただき、後日また違う会社さんをつれてきてくださいました。
なんかそういう連鎖反応が起きると本当にやってよかったなあと思えます。
エイトブランディングデザインの皆様、本当にどうもありがとうございました!