星空スペース

いすみ郡域防災&災害救援活動に向けて会合を行いました

毎度どーも、星空スペース店長です。

台風19号が徐々に近づいてくる中での更新作業です。

昨日から、台風の被害に備えていろいろな作業をしてます。

私たちは、大きな古民家を3軒も管理しているので、雨戸だってすべて閉めて回るのはかなりの労力です。ひとまず窓ガラスが割られないように、少しでもできることをして回りました。

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さらに本日は、側溝のドブ掃除。超思いコンクリブロックを外して、中に堆積していた泥土をすべて掻き出しました。先日の台風の際には、この側溝があふれだし、納屋の一部に浸水被害をもたらしました。

いつかやらなきゃと思ってもなかなかできない重労働です。側溝掃除と軒下の雨どい掃除は古民家の2大厄介ごとかもしれません。でも、それをちゃんとしないと大雨が来た時にひどい浸水被害を巻き起こしたりするんですよね。

 

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近所のホームセンターやスーパーに行ってみました。

どこも買い溜めする人々でごった返していました。

水はどこも品薄に。こういう非常時に、水などの重い商品を各家庭に届ける保険的なサービスとかあってもいいんじゃないのかな、と考えたりしました。

 

さてさて、9月29日のことです。

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先月、千葉県中に甚大な被害を巻き起こした台風15号をテーマにした話し合い会を開催いたしました。

この活動は、以前にブログで告知しました「いすみ郡域版防災・災害支援の市民ネットワークならびに災害時ボラセンを作るので、ご協力ください」という記事の具体的活動の第1弾です。

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参加頂いた皆様と台風15号に関しての振り返りとそこから得られる教訓や課題をまとめていきました。

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まずは台風の直接的ないしは二次的(間接的)被害をまとめました。

今回の台風の大きな特徴は何といっても、経験したことのないような暴風。その暴風によって、さまざまな二次災害を巻き起こしてしまいました。

 

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そして、その暴風により特に被害が大きかったのが電力網。

具体的には房総半島の群発的かつ広範囲で発生した大停電でした。

この停電は様々な意味で、復旧の遅れをもたらし、人々を疲弊させましたね。

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停電被害も問題を助長したのですが、台風被害の救援や対策に向けた情報の受信・発信にも大きな課題を感じました。国や自治体、そして東電などの情報の出し方にも多くの問題があったように一同感じていたところです。

 

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こうした様々な反省点や課題点を受けまして、今度は

「台風15号が来ることがもしわかっていたら」という仮定をおいて

自分たちにできることは何かを考えてみました。

僕の方からこのタイミングで皆さんにご提案させていただいたのは、いすみ郡域の様々なところに、セーブポイントを作ろうという考え方です。

セーブポイントは電気・水・食料・電源などの供給基地や情報の受信・発信の場であり、なおかつ人々が日常を取り戻すための場所を意味します。

普段は普通の家や店、営業所といったところでも、いざとなったらセーブポイントとして機能する準備を市民の側で自主的に進めていく。

もちろん行政も大事ですが、いざ災害が来た際には自分たちでできることは自分たちで!という自助の精神が決定的に大事になってきます。そのためのネットワークとしての活動を今から準備していくのはどうかと提案させていただきました。

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そして、セーブポイントは、本当に大災害が発生した場合の、ボランティアセンターもしくはその支部として機能できるようにしたら良いかと考えています。

その為に、準備をしておくこともまとめていきました。

地図や掲示板、信頼を得るためのユニフォーム等、あらかじめ用意しておかなくてはいけないものもたくさんあります。そうしたものを少しずつでも、着実にまずは星空スペースからでもそろえていくつもりです。

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今回、参加頂きました皆様からご寄付頂いたお金で、20L入りのガソリン携行缶を買わせていただきました。

今回の台風19号に備えて早速ガソリンを満タンにして、備えております。

できることから少しずつ。ご協力いただく皆様と一緒に少しでも災害に負けない地域を目指していければと思っています。