星空スペース

これで本当の意味で旗揚げ。星空スペースの「のぼり」ができました!

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古来から「旗」というのは特別な意味を持つものと考えられていて、それこそ武士階級が生まれた平安時代から人々は「旗」に自分のアイデンティティーを表す色・家紋・文字なんかを描いて高らかに掲げてきました。もう千年以上前のことですよ。

江戸時代、幕府に勤める偉い役人をあらわす「旗本」なんて言葉も、もともと殿様の近くで旗を守っていた家来のことですし、リーダーを意味する「旗頭」という言葉も、戦において軍団の先頭で旗を振っていた人間から意味が転じたものです。

そして、旗のイディオムとして一番なじみがあるのが、「旗揚げ」という言葉でしょう。
あるいは起業や独立するときなどに「一旗揚げる」などとも使いますね。

戦国時代、「戦だ!」と聞けば、もののふたちは自分の旗を掲げて、出世を目指して戦に乗り込んで行ったのでした。

現代においては戦ではありませんが、ビジネスの世界も「戦い」といえば戦いの世界であります。

そこに挑戦する、つまり起業する・独立することを意味する言葉として、武士たちが戦に乗り込んでいく際の「旗揚げ」という言葉を現代においても使うのが、なんか面白いと思ってしまいます。

さあ、そして、念願かなってついに「星空スペース」の幟(のぼり)が完成いたしまして、本日意気揚々と、秋の青空に吹きすさぶ風にたなびかせてみました。

星空スペースの開業から1ヶ月が経ちましたが、これで本当の意味で、星空スペースの「旗揚げ」です。

今日は実に良い天気でした。

(良)