星空スペース

関東学院大学人間環境学部立山ゼミの視察会受け入れ

毎度どーも、星空スペース店長です。

今日はうちで使っている醤油のご紹介しましょう。

星空スペースではいくつかの醤油を用途に応じて使い分けているんですが、「後がけ」(食材の調理が終わった後に垂らすもの)の醤油はこちらの醤油を使っております。

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ちば醤油株式会社ウェブサイト

千葉県は日本最大の醤油生産地。キッコーマンやヒゲタ醤油、ヤマサ醤油といった大手メーカーも本社は千葉県です。

醤油も使い分けてみるといろいろな特徴があって面白いんですが、この「下総醤油」は国産丸大豆と国産小麦を使い、150年以上も使い続けている気桶でじっくり時間をかけて熟成させたお醤油です。

僕が気に入っているのは、この下総醤油があっさりとしているにもかかわらず深みがある点。

調理が終わった食材にさっとかけると、醤油の風味が引き立って、料理の味付けをぐっと締めてくれます。特に今の時期、大根や蕪の蒸したのに、こいつをさっと垂らすだけで、絶品になりますからお手軽でいいですよ。

星空スペースの近くですと、道の駅むつざわわくわく広場大多喜店で取り扱っていますから、気になった人はぜひ買ってみてくださいね。

 

さて、先日のこと、関東学院大学人間環境学部人間環境デザイン学科の立山徳子教授とそのゼミ生さんたちが、星空スペースにご訪問くださったので、そのときのことを書いておきましょう。

関東学院大学人間環境学部の学生さんが通うのは金沢八景キャンパスだそうで、わざわざ房総半島の対岸からいすみ市まで車でお越しいただきましたよ。

まず最初に星空の家と星空の小さな図書館を見学してもらい、その後星空スペースで昼食とインタビューを行うという流れでした。

 

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ちょっと時間が遅くなったために、学生さんたちもおなかぺこぺこに。

 

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食べ盛りの学生さんたちのためにたくさん料理も用意いたしましたよ。

 

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みんな細っこい感じでしたが、なかなか良い食べっぷりで、多めに作ったにもかかわらずほぼ完食いただきましたよ。そういえば、僕も学生時代はこんな感じでずいぶん痩せてたなあと思い出しました。あのころはどんだけ食べたり飲んだりしても太れなかったんですから、若さとは良いものです(笑)。

 

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ご飯を食べ終わっておなかも落ち着いたら、いよいよインタビューです。

立山先生のほうから、人間環境学部人間環境デザイン学科の学生さんたちが普段学んでいることやこのインタビューの目的を説明してもらい、学生さんたちからの質問ひとつひとつに私たちが答えるという形式で今回のインタビューは進んでいきました。

そういえば、以前に千葉大学の学生さんたちが来たときに僕はこんなブログ記事を書いておりましたね。

[blogcard url=”http://hoshizora-space.koto.blue/?p=5799″]

 

基本的に今でも思っていることは一緒です。

この日来た学生さんたちはまだ二十歳になるか、ならないかという若さ。

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インタビューといっても、上の世代の人に話しかけるのすら慣れていない印象で、緊張しながら私たちに話しかけていました。

当たらなければそれで良いのですが、今の20代、10代の人というのは、戦後の日本の中でもっとも苛烈な時期をこれから生きることになると、僕は予想しています。

明治期や戦後期は社会をつくりあげていく高揚の中にありましたが、今の若者たちは今までの日本が融けながら壊れていく汚泥の中を何とか沈まずに駈けずり回らなくてはいけなくなるでしょう。

確固たる仕事、安定した企業そういったものが胡散霧消していく中で、自分のアイデンティティーをどこに見出すのか、その方法すら自分で探さなくてはならなくなります。

せめて、そういう状況になったときに、自分たちで何とかするんだ!と握り拳を作れるような、そういう強い人間になってもらえたらなどと思いながら、私たちが普段していることをシェアして、少しでも人生的な経験に役立ててもらえればいいなあと思っています。

 

学生さんの見学・視察なども随時お受け入れいたしておりますので、お気軽にご相談下さい