星空スペース

いすみ市の財政って今どうなんだろう?って話(いすみ市議会議事録より)


毎度どーも、星空スペース店長です。

未来のことを話し合える場所、いすみ市のフューチャーセンターを目指す星空スペースには、さまざまな人が来てはいろいろな話をしていってくれます。

僕はフムフムと適当に相槌を打ちながら聞いているだけですが、本当にいろいろ情報が集まってきて面白いものです。

で、そんなときによく話しが出るのが、財政のこと。つまりはお金のことですね。

いすみ鉄道の経営状況、いすみ市や近隣自治体の財政状況、千葉県や国家の累積債務、世界的なマクロ経済の状況などなど、話し手の人の興味分野によって対象はさまざまですが、財政・資産の状況を知るというのは、未来の政策や経営戦略を立てる上で極めて重要なことです。

(昔の話ですが)僕はコンサルティングファームやERPベンダーで会計のことを仕事にしておりましたし、今でもさまざまな会社や団体の経営のサポートをしていたりするので、「会計」を軸としたデータの分析についてはちょっとだけ詳しいつもりです。なので、お金を数字という誰にでも見やすい形にして見せることや、それを理解して未来の話をすることはとても大事なことだと思っております。

ところで、僕の数少ない趣味のひとつに「議事録を読む」というのがあるんですが、先だって公開されたいすみ市議会平成31年3月の議事録で、いすみ市の財政を知る上でとても面白いやり取りが載っているので、今回はそれを転載しようと思います。

なお、この議事録というのはネット上に公開されているので誰でも読むことができます。議会議事録を読むといろいろ面白い情報を知ることができるのでおススメですよ。

いすみ市議会会議録検索システム(外部サイト)

 

願わくば、もっとすばやく議事録が公開されるようにしてくれるとうれしいんですけどね。いすみ市のように議事録の公開まで3ヶ月以上もかかるようでは、あんまりにも遅すぎるというものです。せめて、インターネットで議会の様子でも中継してくれたり、録画データを公開してくれればいいんですが、なんとか実現してもらえないもんでしょうか。

さて、今日読んでもらいたい部分は、平成31年いすみ市議会3月定例会3月5日開催03号に掲載されています。

================(以下引用)

△議案第19号の質疑、委員会付託

○議長(中村松洋君) 日程第19、議案第19号 平成31年度いすみ市一般会計予算を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑の通告がありますので、発言を許します。
最初に、2番議員、大曽根信太郎君の発言を許します。

oosone 2番(大曽根信太郎君)

細かな点はそれぞれの委員会で質問できますので、本日はこの提出されている一般会計予算について、この市長のいらっしゃるところで、市長でないと答えられないというような質問なので、この場をかりて質問させていただきます。
今年度提出された予算案によりますと、対前年で3.8%ほど予算規模が拡大しております。今年度だけかなということで見ましたところ、過去5年間、ずっとこういうような右肩上がりの調子で毎年毎年予算規模が増えていると。今年度の出された予算も増えているというような傾向になっております。
ここ5年の経緯を見て、ことしの出された予算規模を市民1人当たりで割ったときに約44万円。5年前、この上がり始める前は36万円でした。人口はこうやって減っているにもかかわらず、たった5年で22%も予算規模が増大しております。
それに関して自分なりに、市長が各課長さん宛てに出された文書、予算編成方針というのを何度も読んでみたんですよ。多くのところで、持続可能な財政構造とか、財政の健全性が云々、持続可能となるような行政改革、持続するいすみ市にしなければならないと繰り返し市長は強調された状況で各課長に対して予算編成の指示を出された。出てきた予算が今回も4%近く結果増えていると。
この調子でどんどん増えていった場合、5年で1人当たりの規模で2割以上増えちゃっているということで、今後市長がいつもおっしゃるように、高齢化が進んで社会コストがかかる、逆に税収等の歳入面が厳しくなる、合併特例債のほうも使える時期も短くなるということを考えますと、どうしてこういう指示のもとにこの予算規模となっていっちゃうのかと。
逆にこのままずっとやった場合、いろんな予想はあるんですけれども、20年後には1万人以上、いすみ市人口減っちゃうよというような予想も出ていますので、市民としては予算がどんどん水膨れしていっちゃう状況に関しては、少なからず将来の不安を感じる次第でございます。
つきましては、市長、このお考えで編成指示を出されたけれども、こういう結果になったということをやっぱり増加の面に絞って、ぜひこれの予算を水膨れさせても将来は大丈夫だからこれを出したんだよというようなことをちょっと聞いておかねばならないという思いで今回質問させていただきました。ぜひとも市長のお考え、よろしくお願い申し上げます。

 

hito財政課長(大家弘久君)

議案第19号 平成31年度いすみ市一般会計予算の中で、人口減少が進む現状の中、一般会計当初予算規模がことしも前年度に比べ増加しているが、予算規模の妥当性と将来にわたる財政の健全性について伺いたいとの質問にお答えいたします。
平成31年度当初予算は、老朽化し耐震にも問題があり、学校施設の施設計画最終年度を迎えた国吉中学校校舎建設事業、大原小学校屋内運動場大規模改修工事と建設後40年となる海洋センター大規模改修工事を予算計上いたしました。また、学習環境を快適にするため、今年度リースにより整備いたしました小・中学校のエアコンのリース料、電気代を予算計上いたしました。このほか、新規事業といたしまして、緊急告示病院の塩田病院が非常用発電設備を設置するための補助や、耐震性の低い小池大橋修繕工事を計上いたしました。
このように教育、医療、生活に欠くことのできないインフラ整備等で、総額は約15億3,000万円であります。臨時的な経費でありますが、多くは国の支援を受けて行うものであります。これらの建設事業の多くは財源的に有利な合併特例債を充て、将来にわたっての影響をなるべく少なくするよう配慮しているところです。したがって、当初予算の規模の拡大は、一時的でありますことをご理解いただきたいと思います。
しかし、多くの自治体、当市も含めまして人口減少が進行していくことは避けられない状況にあります。少子高齢化の中で、医療、福祉、介護などの社会保障費の増加が見込まれますので、人口減少にあわせて行財政改革を計画的に実施し、市の特色を生かしつつ、事業の取捨選択により限られた財源を活用して、持続可能ないすみ市であり続けられるよう努力してまいります。
今後の人口減少社会を迎えるに当たっては、今までどおりの予算措置は恐らくできなくなると思いますので、歳出額の削減だけでなく歳入の確保、市税の確保や税収入が増える取り組みを実施して、財政の健全性に努めてまいりますので、ご理解をいただきたいと思います。
また、先ほど大曽根議員のほうから質問がありました、5年間増加しているということですが、ほとんどの年が、26、27、28と、学校環境整備に充ててきたために予算規模が増加していますが、一通りこれで終わりますので、予算のほうは今まで以上に右肩上がりで伸びていくということはないと考えております。
以上です。

 

oosone 2番(大曽根信太郎君)

今予算が右肩上がりではないと、学校とか箱物によって今回膨れているというようなお話を課長のほうからいただきましたが、一般にでこぼこがあれば単年度云々はわかるんですが、このように5年間連続で伸びているというのは、そういう傾向にあると考えるのが普通だと思います。
整備期間ということであれば、例えば最初の5年間の1年目に伸びたところでずっと平行であればわかりますが、整備内容がどんどん伸びていない限りは、こういうことにはならないはずです。一般に行政コストは人口数に比例すると思いますので、普通であれば人口が減ればコストは下がるはずです、予算規模の。その点から考えても、今の説明はちょっと違うかなと思います。
また、箱物関係の支出が多いからという理由に関しましても、先ほどの予想ですと2040年、約21年後でございますが、年少者人口2,049人。これ1年間に生まれるのが100人から120人ですよ、そのころ。それに対して、今、そういう人口の手当てのソフト面をしないで、箱物に偏重した予算編成を組んでいくということが10年後、20年後にどうなるかと。
つくったものに関しては維持費がかかります。当然そのときには勝浦みたいに中学校1校でよくなっちゃうかもしれないです。箱物に関してはつくればつくったで、また維持費がかかる。壊せば壊したで解体費がかかる。そういうことになりますので、今後急速に減っていって高齢者にお金がかかるということは、これ、明らかになっておりますので、やはり市長がこの指示のときに2番目として挙げているのが、全ての事業について存在意義を根底から問い、効果、期間、行政責任の範囲などについて厳しく洗い直し、スクラップ・アンド・ビルドせよということであるにもかかわらず、そういうのはこの整合性が、指示に対する各課長の上げた、この最終的に積み上げた予算の整合性がちょっとどうかなと考えるのが普通だと思いますので、その辺のところ、ぜひ市長にお伺いしたいと思います。

 

mayor 市長(太田洋君)

私どもからお答え申し上げます。
確かに財政というのは魔物でございます。お金があるのはいっときであって、いずれ消えていくお金であります。その中でいすみ市の今の基金の状況ですけれども、全体で80億あります、使えるお金はですね。その中で、じゃ、いかに財政運営していくかでありますけれども、そういう中でなぜ押し上げたかといいますと、振り返りますと平成26年度、ここはいすみ市の予算編成の大きな曲がり角でありました。それは何かというと、広域ごみ処理施設を平成27年度着工という2市2町の合意がありました。これを平成26年度、140億の財政投資が必要でありました。そのうちいすみ市が約80億の負担をします。これには耐えられないということで、平成26年度、大変申しわけなかったんですけれども、補助金は半分減らしました。半減しました。そして、福祉水準も減らしまた。もう福祉水準も県下で30番目、50番目でいいということを議会で申し上げまして、財政コストを落としました。しかしながら、平成26年度をもって広域ごみ処理施設は成立いたしませんでした。その結果、平成26年度が大きく後退しました。
それと同時に、その2年前から予算を抑制しました。というのは、広域ごみ施設があるから抑えました。それに耐えなくちゃいけないとなりました。しかしながら、残念ながらいすみ市は他の市町村と比べて耐震化設備、公教育のインフラとかがおくれておりました。24、25、26とおくれました。27もおくれております。その勢いが現在最後の年に来ております。その結果が大きく投資的経費で増えているのであります。
ただ、平成31年度予算で大きく読み違えた施設整備があります。それは何かといいますと、国吉中学校であります。国吉中学校の二つの校舎があります。西側の校舎がくいが入っていないんです。本来は耐震改修だけで済む予算が、くいが入っていないところがありまして、17億まで膨れ上がりました。この結果、大きく平成31年度、当初予算を押し上げている大きな理由であります。
当初10億をもくろんでおりました、改修工事で。しかしながら、18億近くかかってしまいます。これはなぜかというと、28メートル潜るくいを打ち込まなくてはいけない。そして、西側の校舎は解体して新たにつくらなくちゃいけないという理由がございます。そういう中でどうしても18億かかるということであります。それが大きくこの押し上げている事情であります。
内部的にはさらに補助金もカットさせていただきました。申しわけないですけれども、補助金もカットをさせていただきました。行政水準の高いものについても、引き下げてまいりました。そういう行政財政改革をしながら、できるだけ国吉中学校の18億の予算に耐え得るように努力をした結果であります。その結果、各課に対してもっともっと節約しろ、節減しろ、経費は落とせということを指示いたしました。その結果、財政調整基金を5億で抑えることができたということであります。
しかしながら、全体としてまだ使えるお金は80億ありますので、これを全部使うわけにはいきません。しかしながら、この中でいかにうまく財政運営するかが鍵でありますので、これからもしっかりとコストを削減しながら、行政経費を見直しながら、またこれから一番問題は保育園の3歳児から5歳児の保育料の無料化であります。ことしはゲンナマで3歳から5歳、6カ月見てくれます。しかしながら、来年からは交付税で見てくれます。ハードの交付税というのは、必ず補填してくれます。しかしながら、ソフト事業の交付税というのは、なかなかくれません。3歳から5歳児をいすみ市が無料化した場合、2億5,000万かかります。これが一般財源に切りかわったら大変だということでありましたので、今回、保育料の見直しもさせていただきました。
このように、できるだけコストを削減しながら、市民には申しわけないんですけれども、補助金を削減しながら、できるだけ財調の取り崩しをやめようということで臨んでおります。
しかしながら、18億という国吉中学校が、思いがけない予算が出てきたために、押し上げていることをご理解いただければと思います。決して野放図に財政運営はしておりません。各課長も努力しております。しかしながら、もうある意味、非常に厳しい限界まで来ております。あとは人口減少、税収の減にならないように、税収を増やしていく。この取り組みをしながら、できるだけ自主財源を増やすような取り組みを、これからもしていこうと思っています。
おかげさまで、0.7%税収が伸びたことが、多くの市町村が税収難で悩んでいる中で、0.7ですけれども、個人市民税が増えたことに少しは明るい夢を抱いておりますので、そういうことでこれからもしっかりと財政運営をしていく覚悟でございますので。
しかし、教育とか、さまざまなインフラは、どうしても避けて通ることはできません。今の学校で、ただ耐震改修だけでいいのかどうか。各家庭で家庭用のトイレは全部便座がついております。このような環境の中で住んでいる子供たちが、昔のようなトイレでいいのかどうか。これはやはり教育という一つのインフラから考えれば、どうしても私たちが子供のために、教育のために、生活のためになし遂げなきゃいけない一つの大きな約束事だと私は思っておりますので、あえて、他の市もそうですけれども、しっかりと子供の教育環境の整備については、十分配慮していきたいと思っております。
以上でございます。

 

oosone 2番(大曽根信太郎君)

市長、ありがとうございました。
その18億によって押し上げられた結果だというご説明を受けました。各課に関しましては、節減して無駄を省いたことでランニングコストは減っているという説明だと理解しました。
ただ、この今年度の一般予算の節約が、必要なものは十分に、必要なものは必要なとおりにという指示がこの市長は出ての予算でございますが、各課の課長さんが出された予算が、もし必要なものを補正に回すというような形で、つじつま合わせで今回の一般予算が組まれてはないかと、その点だけ。もしそうじゃなければ、多分今年度の補正に対しても通常年度規模でいろんなことがおさまるはずなんですけれども、その辺に関して、最後に技術的に入れた結果、抑えたんじゃないかだけお聞きしたいです。よろしくお願いします。

 

hito財政課長(大家弘久君)

今の再質問にお答えいたします。
当初予算においては、無理くり抑えて予算編成をしたということはございません。当然のことながら今後事業執行していく上で必要なものについては補正予算で対応させていただきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

 

================(以上引用おわり)

このように、財政をめぐってさまざまな考え方や実際の予算措置があるわけで、いろいろなことを考えながら、未来のために限りある「お金」という資源を使っていかなくてはいけないことがよくわかるやり取りだったと思います。

 

さて、ここからはかなり会計的にテクニカルな内容になってしまうんですが、実際のいすみ市の予算ってどんな風に決まっているんだろうって関心をお持ちになる人もいるかもしれませんので、そのこともいすみ市議会議事録に掲載されていますのでこれも転載しておきましょう。

こちらは平成31年いすみ市議会3月定例会2月26日開催第01号の議事録からの転載になります。

市長ならびにいすみ市役所各担当課からの説明が長々~と続くんですが、仔細に見ていくといすみ市が今何に重きを置いているのか、透けて見えてきますよ。

 

===============(以下引用です)

平成31年  3月 定例会(第1回)

いすみ市告示第6号
平成31年いすみ市議会第1回定例会を次のとおり招集する。
平成31年1月30日
いすみ市長  太田 洋
1 期日  平成31年2月26日
2 場所  いすみ市議会議事堂
平成31年いすみ市議会第1回定例会
議事日程(第1号)
平成31年2月26日(火曜日)午前10時開会
日程第1 会期の決定について
日程第2 会議録署名議員の指名
日程第3 施政方針及び議案第1号から議案第23号まで(提案理由説明)
議案第1号 いすみ市森林環境譲与税基金条例の制定について
議案第2号 いすみ市行政組織条例の一部を改正する条例の制定について
議案第3号 いすみ市バス交通運行に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第4号 いすみ市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第5号 いすみ市一般職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第6号 いすみ市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
議案第7号 いすみ市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
議案第8号 いすみ市ひとり親家庭等医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第9号 いすみ市が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第10号 いすみ市ウミガメ保護条例の一部を改正する条例の制定について
議案第11号 いすみ市水道事業の布設工事並びに布設工事監督者及び水道技術管理者の資格を定める条例の一部を改正する条例の制定について
議案第12号 いすみ市道路線の認定について
議案第13号 いすみ市道路線の変更について
議案第14号 平成30年度いすみ市一般会計補正予算
議案第15号 平成30年度いすみ市国民健康保険特別会計補正予算
議案第16号 平成30年度いすみ市介護保険特別会計補正予算
議案第17号 平成30年度いすみ市後期高齢者医療特別会計補正予算
議案第18号 平成30年度いすみ市水道事業会計補正予算
議案第19号 平成31年度いすみ市一般会計予算
議案第20号 平成31年度いすみ市国民健康保険特別会計予算
議案第21号 平成31年度いすみ市介護保険特別会計予算
議案第22号 平成31年度いすみ市後期高齢者医療特別会計予算
議案第23号 平成31年度いすみ市水道事業会計予算
日程第4 請願第1号並びに陳情第1号及び陳情第2号(委員会付託)
請願第1号 後期高齢者の窓口負担の原則1割負担の継続を求める請願書
陳情第1号 「会計年度任用職員制度の施行に伴う、国の地方自治体への十分な財政措置を求める意見書」の提出を要請する陳情書
陳情第2号 「幼児教育・保育の『無償化』に係わる制度の拡充、及び、国の地方自治体への十分な財政措置を求める意見書」の提出を求める陳情書
日程第5 休会の件
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本日の会議に付した事件
議事日程に同じ
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出席議員(18名)
1番   太田雅彦君    2番   大曽根信太郎君
3番   元吉栄一君    4番   黒須美智雄君
5番   魚地展弘君    6番   久我 司君
7番   山口朋子君    8番   高森和久君
9番   田井秀明君   10番   横山正樹君
11番   中村松洋君   12番   元吉 基君
13番   井上ひろみ君  14番   川嶋英之君
15番   石川光男君   16番   麻生 実君
17番   半場新一君   18番   井上栄弌君
欠席議員(なし)
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地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市長         太田 洋君   副市長        上島浩一君
副市長        早川卓也君   教育長        赤羽良明君
総務課長       関 浩久君   財政課長       大家弘久君
税務課長       石野正行君   危機管理課長     藤平 功君
企画政策課長     海老根良啓君  福祉課長       松崎弘道君
健康高齢者支援課長  藍野かおる君  市民課長       滝口英雄君
環境水道課長     滝口文彦君   農林課長       小高政喜君
水産商工課長     荘司義弘君   オリンピック・観光課長
市原正一君
建設課長       浅野友之君   夷隅地域市民局長   藍野義之君
岬地域市民局長    渡辺洋幸君   会計管理者兼会計課長 江澤利明君
学校教育課長     久我正治君   生涯学習課長     新井 勝君
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職務のため出席した者の職氏名
局長         四宮秀総    班長         吉野弘展
主任主事       山岸昌浩
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△開会の宣告

○議長(中村松洋君) おはようございます。出席議員18名であります。定足数に達しておりますので、これより平成31年いすみ市議会第1回定例会を開会いたします。
(午前10時00分)
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△開議の宣告

○議長(中村松洋君) これより本日の会議を開きます。
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△議事日程の報告

○議長(中村松洋君) 本日の日程は、お手元に配布の議事日程のとおりであります。
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△会期の決定について

○議長(中村松洋君) 日程第1、会期の決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。
今定例会の会期は、お手元に配布した会期日程のとおり、本日から3月15日までの18日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕

○議長(中村松洋君) ご異議なしと認めます。
よって、今定例会の会期は18日間と決定いたしました。
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△会議録署名議員の指名

○議長(中村松洋君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、
5番議員 魚地展弘君及び
6番議員 久我 司君
を指名いたします。
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△施政方針及び議案第1号から議案第23号までの上程、説明

○議長(中村松洋君) 日程第3、施政方針及び議案第1号から議案第23号までを一括議題といたします。
市長から施政方針及び提案理由の説明を求めます。
〔市長 太田 洋君登壇〕

◎市長(太田洋君) 本日ここに、平成31年いすみ市議会第1回定例会を招集し、平成31年度一般会計当初予算案を初めとする諸議案について審議をお願いするに当たり、新年度の市政運営に関し所信の一端を申し述べ、議員各位と市民の皆様にご理解をいただきたいと思います。
さて、現在いすみ市では、地方創生総合戦略のもと、経済の活性化、地域所得の向上、地域の魅力を高める、人口減少に歯どめをかける、この4つの目標を掲げ、その実現のために産学金官が連携し、各種施策を進めているところであります。この3年間で、徐々にではありますが成果も上がり、いすみ市の魅力や知名度は全国的にも知られ、評価も高くなってまいりました。
具体的には、メディアへの露出の高まり、港の朝市の着実な定着や、若手料理人との連携による食の魅力向上、農水産物の販路拡大、有機米づくりの拡大と、食と農の学校づくりの推進、民間活力による地域づくり、星空の魅力を活用した交流人口の増や国内外からの旅行者の受け入れ、さらに、須賀谷の市有地の新たな活用策や、苅谷新田野バイパスの事業化など、地方創生総合戦略の目指す目標の実現に向けて大きく動き出してきたところであります。
これらの実現のためには、議会、市民、行政が連携して取り組むことが重要と考え、特に議会の皆様のご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。
今年は、市も合併14年目を迎えることから、昨年以上に各種事業を加速させ、地方創生総合戦略の目標のもと、オールいすみ市で取り組んでまいります。このことで、いすみ市を地方創生の勝ち組にしたいと思います。今、いすみ市は、市の生き残りをかけての取り組みを進めていることを、どうかご理解をいただきたいと思います。
人口減少、進む少子高齢化の中で、今後経済も縮小傾向になることも予想されますが、地方創生の取り組みを確実に実行するため、特に民間の力を活用して成果を出せば、経済が活性化するとともに、他の自治体にない取り組みが大きく花開き、いすみ市の魅力が高まることは必至であります。
その成果として、民間の雑誌の調査ですが、若い人の住みたい町、子育て世代が住みたい町、シニア世代が住みたい町で、3年連続関東1位、新部門の自然の恵みでは日本1位になりました。これは、若い人が定着するための仕事の土台づくりが徐々にできてきたからだと思います。これをさらに磨いて、移住、定住に結びつけてまいります。
加えて、市民が安心、幸せに暮らせるために、さらに医療、福祉、介護、防災、教育の充実にも全力で取り組み、いすみ市の魅力を高めていく努力をしてまいります。
今後とも、市政運営に当たっては、初心を忘れることなく、市民目線で仕事に励んでまいります。この考えのもと、具体的な施策の方向性につきましては、地方創生総合戦略の4つの目標を実現していくとともに、第2次総合計画並びに市民ニーズをもとに、各種施策を十分吟味して実行してまいりたいと考えます。
予算編成に当たりましては、限りある財源の有効活用と人口減少社会を見据え、安定的、計画的な財政運営を心がけてまいります。
また、平成31年度は、2020年東京オリンピックの1年前となりますので、一宮町と連携をとりつつも、いすみ市としては、太東海岸を中心にしたサーフタウンフェスタや障害者サーフィン大会を開催するなど、いすみ市への国内外からの交流人口の増加を進め、地域経済の活性に結びつくようにしていきたいと思います。
以上、市政運営に当たっての考えの一端を申し述べましたが、今年も地方創生のさらなる加速化に全力を尽くしますので、議会、市民の皆様のご理解をよろしくお願い申し上げます。
次に、当初予算(案)の概要を申し上げます。
初めに、議案第19号の一般会計予算についてご説明いたします。
予算総額は168億850万円で、前年度と比較し6億1,450万円、3.8%の増額となりました。
それでは、歳入についてご説明いたします。
地方交付税は、全体の31.6%を占める地方交付税のうち、普通交付税50億7,100万円で、合併特例措置後の影響額を考慮し、決算ベースに対し合併算定がえの縮減を控除した額での計上といたしました。臨時財政対策債は4億3,650万円とし、普通交付税との合算額は55億750万円で、前年度に対し2億5,650万円の減額となりました。
市税は、37億9,000万余円を計上しました。
国庫支出金は、大原小学校屋内運動場大規模改修工事に対する学校施設環境改善交付金、道路橋梁整備に対する社会資本整備総合交付金等の計上により、前年度対比約7%減の16億8,800万余円を計上しました。
市債では、継続事業の国吉中学校建設工事に伴う中学校施設整備事業債、大原小学校屋内運動場大規模改修工事に伴う小学校施設整備事業債、市道整備事業債等を計上し、総額では、前年度対比58.9%増の19億3,100万余円を計上しました。
県支出金は、障害者自立支援、給付費等負担金に対する障害者福祉負担金、低所得者保険料軽減負担金に対する介護保険費負担金等の計上により、前年度比2.4%減で9億8,400万余円を計上しました。
ふるさと応援寄附金は、前年度対比10%増の1億1,000万円、使用料及び手数料4億1,900万余円、繰入金7億8,400万余円を計上し、財政調整基金については、不足する事業の充当財源として、最大5億円でおさめる予算編成といたしました。
続いて、歳出予算になりますが、性質別歳出では、人件費は前年度に対し540万余円減の32億1,800万余円、扶助費は4,900万余円増の23億9,600万余円、公債費は1,100万余円増の18億6,500万余円で、この3つを合算した義務的経費は歳出全体の44.6%であります。
普通建設事業費は、前年度に対し5億5,700万余円増の21億2,800万余円で、東海保育所施設改修工事、国吉中学校建設工事、スクールバスカーポート新築工事、大原小学校屋内運動場大規模改修工事、海洋センター大規模改修工事、新たに大原駅前観光トイレ建設工事等によるものであります。
このほかの歳出では、物件費27億5,400万余円、補助費等26億1,800万余円、繰出金16億2,100万余円であります。
次に、いすみ市が目指す地方創生総合戦略別にご説明いたします。
初めに、地方創生を担う力は人材であり、今年度も引き続き人材の育成に力を入れてまいります。
総合戦略の第1点目は、地域経済の循環を拡大しての雇用の創出でありますが、農業及び漁業の振興、事業拡大や新規創業支援を行ってまいります。新規農業及び漁業従事者の確保として、新規就農者定着支援事業、農地中間管理事業や、後継者育成のための小・中学校での体験教室を引き続き実施いたします。
いすみ市産学金官地域ラウンドテーブルの開催による情報共有や創業セミナーの実施等による起業・創業対策を推進し、大学生等連携地域活性化事業、創業者支援資金、利子補給、創業者への補助、クラウドファンディングの手法を用いた資金調達による利用手数料を助成いたします。
新たな創業者を呼び込むため、商店街を活用した起業促進対策として、空き店舗対策事業、創業者空き家等活用事業、空き家バンクリフォーム利子補給事業、マルシェ運営補助を計上しました。新規事業といたしましては、移住者に移住後の就業のマッチングや起業支援を千葉県と連携して実施する、広域連携移住支援事業補助金を計上いたしました。
2点目は、地域資源の価値を再認識しての地域所得の向上で、農水産物のブランド化、港朝市の定着、インバウンド対策事業等により、交流人口の拡大を図ってまいります。
いすみブランド等の地域資源をさらに磨き上げるとともに、販路の拡大を促進するため、いすみブランド等地域特産物販売促進事業、栽培漁業推進事業を計上し、地域の食材等を積極的に使用し、食を生かした新たな観光の推進を図ります。そして、地域振興対策事業、漁業関係団体支援事業を計上し、地域の経済基盤を支援いたします。
また、土着菌完熟堆肥センターの本格的稼働により、有機農業のブランド化の一層の加速化に取り組むとともに、自然と共生する地域づくり事業に取り組んでまいります。
港の朝市等と連動した地元ならではの観光プログラムの企画により、体験型・着地型観光の開発に努め、受け入れ態勢として観光バスツアー造成補助や、田舎暮らし情報発信事業、ふるさと旅行事業補助や、公衆無線LANの環境整備を計上いたしました。
観光プラットホーム機能等の充実として、広域農道草花植栽、観光情報の発信や農水産物の直売等を行う施設整備として、引き続き港朝市の充実、都市漁村交流活動事業として、イセエビまつり、たこしゃぶまつりへの補助を計上するとともに、農泊推進事業、新規就農者定着支援事業を計上いたしました。
3点目は、選ばれる魅力を創って人口減対策で、移住・定住の促進、子育て支援、遠距離通勤でも住みたい町、高齢者支援に取り組んでまいります。
また、移住・定住の促進として、市のPRイベントの実施、お試し居住の実施、相談窓口の開設、空き家バンク等の情報提供、通勤・通学補助や住居補助や地域おこし協力隊の地域外の人材を受け入れることで、地域力の維持・活性化に取り組んでまいります。
子育て支援の充実により、住みたい町への取り組みとして、子育てしやすい保育環境整備、保育や学校教育の経済的負担の軽減、子供の学力向上、子育て支援センターの充実等を図ってまいります。また、延長保育や土曜保育の実施と、夷隅こども園での日曜保育も実施いたします。
引き続き、インフルエンザ予防接種助成や、ポリオワクチン等予防接種を行いつつ、不妊治療助成や産後ケア事業を実施いたします。
子供の学力向上対策として、学習支援事業を3年生から6年生までの児童に対し、個別授業の実施を学期中だけでなく夏休みにも行ってまいります。また新規事業として、小・中学校教育の充実や、研究等を目的とする学校教育研究重点校指定事業に取り組んでまいります。
高齢者支援では、全ての高齢者が住みなれた地域で元気に暮らせるよう、介護・医療・福祉などの方面から総合的支援を行い、ケアマネジメントや相談支援体制の機能を充実させ、支え合いの地域づくりに取り組んでまいります。福祉タクシー事業、孫の手生活援助事業、高齢者支援事業等を継続して実施してまいります。
4点目は、豊かな自然環境、子育て支援の充実を発信しての地域の魅力向上であります。移住を検討している方たちに、いすみ市の豊かな自然環境、子育て支援の充実などの情報発信を効果的に行うとともに、ロケ誘致や東京オリンピックサーフィン競技の開催を機に、さらなる地域の魅力発信・向上を図ります。そして、温暖な気候と豊かな自然の中で安心して伸び伸びと子育てができるよう、里山を守る活動支援を行うとともに、自然と共生する里づくりに取り組むことで、将来にわたり、地域資源の活用や産業の競争力強化につなげてまいります。
また、安全な暮らしの確保のため、地震や津波などの災害や消防・防災対策の推進に取り組み、安心・安全なまちづくりを推進するとともに、JRの利便性の向上、国道465号、苅谷新田野バイパスの早期着工と、長生グリーンラインの整備促進に向けた働きかけを継続し、生活基盤の整備に努めます。
また、市内各所でイノシシやキョンによる被害が発生していることから、有害鳥獣駆除対策事業を県と連携し対策を講じるとともに、基盤整備や里山整備保全のための活動を支援し、被害者の拡大防止に今後も取り組んでまいります。
以上が平成31年度一般会計予算の主な事業の概要でございます。
次に、特別会計予算についてご説明を申し上げます。
初めに、議案第20号 平成31年度いすみ市国民健康保険特別会計についてご説明いたします。
予算総額は、52億2,600万余円であります。
歳入の主なものとしては、国民健康保険税9億2,100万余円、県支出金39億5,600万余円であります。
歳出の主なものといたしましては、保険給付費38億5,100万余円、国民健康保険事業費納付金12億6,100万余円を計上いたしました。
次に、議案第21号 平成31年度いすみ市介護保険特別会計予算についてご説明いたします。
予算の総額は、43億2,800万余円で、歳入の主なものは、保険料9億9,400万余円、国庫支出金9億8,400万余円、支払基金交付金11億2,500万余円、県支出金6億1,900万余円、繰入金6億400万余円であります。
歳出の主なものは、総務費3,700万余円、保険給付費40億4,500万余円、地域支援事業費1億7,100万余円であります。
次に、議案第22号 平成31年度後期高齢者医療特別会計についてご説明いたします。
予算の総額は、5億4,700万余円であります。
歳入の主なものといたしましては、後期高齢者医療保険料3億9,600万余円であります。
歳出の主なものといたしましては、後期高齢者医療広域連合納付金5億4,200万余円であります。
次に、議案第23号についてご説明申し上げます。
本案は、平成31年度いすみ市水道事業会計予算であります。
収益的収入及び支出の予定額のうち、水道事業収益は13億7,000万余円であります。
収入の主なものは、給水料金等の営業収益で8億7,100万余円、営業外収益として、市町村水道総合対策事業県補助金、一般会計高料金対策補助金等で4億9,800万余円であります。水道事業費用は15億6,400万余円であります。
支出の主なものは、南房総広域水道企業団からの受水費、減価償却費及び企業債利息であります。
次に、資本的収入及び支出の予定額のうち、資本的収入は6億1,900万余円であります。収入の内容は、企業債5億8,500万余円、補助金1,300万余円、工事負担金2,100万余円であります。
資本的支出は、8億2,400万余円であります。
支出の内容は、建設改良費6億9,800万余円、企業債償還金1億2,500万余円であります。
以上で、平成31年度の市政運営の所信と予算の概要についての説明を終わります。
次に、議案第1号についてご説明申し上げます。
本案は、いすみ市森林環境譲与税基金条例の制定についてであります。
内容は、平成29年12月14日決定の平成30年度税制改正大綱において、市町村みずからが森林管理を行う新たな制度の創設に関する森林関連法令の見直しを踏まえ、その財源を確保するため、平成31年度の税制改正において森林環境税が創設されます。これを財源として、森林環境譲与税が市に交付されることから、後年度に市が行う森林管理事業に要する費用に充てるため、本条例を制定しようとするものであります。
附則といたしまして、この条例は平成31年4月1日から施行しようとするものであります。
次に、議案第2号についてご説明申し上げます。
本案は、いすみ市行政組織条例の一部を改正する条例の制定についてであります。
内容は、組織改正により事務分掌を見直しする必要があることから、本条例の一部を改正しようとするものであります。
附則といたしまして、この条例は平成31年4月1日から施行しようとするものであります。
次に、議案第3号についてご説明申し上げます。
本案は、いすみ市バス交通運行に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。
内容は、高校生の負担軽減のため、第6条に規定される利用料に、新たに高校生料金を追加し、いすみシャトルバスの夷隅・茂原間を500円から400円に、市内循環バスを400円から300円にしようとするものであります。
附則といたしまして、この条例は平成31年4月1日から施行しようとするものであります。
次に、議案第4号についてご説明申し上げます。
本案は、いすみ市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。
内容は、働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律の公布に伴い、国家公務員において、時間外勤務命令を行うことができる上限を定めるなどの措置を講じることから、市においても同様の措置を講じるため、本条例の一部を改正しようとするものであります。
なお具体的には、本条例から委任するいすみ市職員の勤務時間、休暇等に関する規則を一部改正し、時間外勤務命令を行うことができる上限を、原則1カ月45時間かつ1年間360時間を上限と定めるなど、時間外勤務縮減等に向けた取り組みを推進いたします。
なお附則といたしまして、この条例は平成31年4月1日から施行しようとするものであります。
次に、議案第5号についてご説明申し上げます。
本案は、いすみ市一般職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。
内容は、平成32年度に施行される地方公務員法の一部改正による、会計年度任用職員制度等への対応のため、現在、合併前の旧町において利用してきた号給部分を含め、設定してきた独自の給料表の構造を、千葉県に準じた給料表の構造とするため、本条例の一部を改正しようとするものであります。
附則といたしまして、この条例は平成31年4月1日から施行しようとするものであります。
次に、議案第6号についてご説明申し上げます。
本案は、いすみ市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてであります。
内容は、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令の施行に伴い、家庭的保育事業等の代替保育を、小規模保育事業者等においても実施することが可能となり、また外部からの給食の搬入が可能となったことから、本条例の一部を改正しようとするものであります。
附則といたしまして、この条例は公布の日から施行しようとするものであります。
次に、議案第7号についてご説明申し上げます。
本案は、いすみ市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてであります。
内容は、厚生労働省令の一部改正により、放課後児童クラブに従事する放課後児童支援員の資格要件に、専門職大学の前期課程を修了した者が追加されることとなったため、本条例の一部を改正しようとするものであります。
附則といたしまして、この条例は平成31年4月1日から施行しようとするものであります。
次に、議案第8号についてご説明申し上げます。
本案は、いすみ市ひとり親家庭等医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。
内容は、千葉県ひとり親家庭等、医療費等助成事業実施要領の一部改正に伴い、受給資格者等の所得の確認の参照時期が変更となったため、本条例の一部を改正しようとするものであります。
附則といたしまして、この条例は公布の日から施行しようとするものであります。
次に、議案第9号についてご説明申し上げます。
本案は、いすみ市が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。
内容は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴い、本条例に引用している法律の条項が変更となったため、本条例の一部を改正しようとするものであります。
附則といたしまして、この条例は公布の日から施行しようとするものであります。
次に、議案第10号についてご説明申し上げます。
本案は、いすみ市ウミガメ保護条例の一部を改正する条例の制定についてであります。
内容は、漁業法等の一部を改正する等の法律の公布に伴い、本条例に引用している漁業法の条番号が変更となるため、本条例の一部を改正しようとするものであります。
附則といたしまして、この条例は漁業法等の一部を改正する等の法律の施行の日から施行しようとするものであります。
次に、議案第11号についてご説明申し上げます。
本案は、いすみ市水道事業の布設工事並びに布設工事監督者及び水道技術管理者の資格を定める条例の一部を改正する条例の制定についてであります。
内容は、水道法施行令の一部改正に伴い、布設工事監督者及び水道技術管理者の資格要件に、専門職大学の前期課程を修了した者が追加されることとなったため、本条例の一部を改正しようとするものであります。
附則といたしまして、この条例は平成31年4月1日から施行しようとするものであります。
次に、議案第12号についてご説明を申し上げます。
本案は、いすみ市道路線の認定についてであります。
内容は、岬町榎沢地先の、圃場整備事業及び夷隅地域、大原地域の分譲区画により築造された17路線を認定することについて、道路法第8条第2項の規定により、議会の議決を求めようとするものであります。
次に、議案第13号についてご説明申し上げます。
本案は、いすみ市道路線の変更についてであります。
内容は、岬町榎沢地先の圃場整備事業により、市道7243号線の起点を変更しようとすることについて、道路法第10条第3項において準用する同法第8条第2項の規定により、議会の議決を求めようとするものであります。
次に、議案第14号についてご説明申し上げます。
本案は、平成30年度いすみ市一般会計補正予算であります。
第1条は、歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ2億874万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を165億7,428万7,000円にしようとするものであります。
歳入の内訳につきましては、市税1,879万4,000円の減額、地方譲与税360万円の減額、株式等譲渡所得割交付金400万円、地方消費税交付金2,500万円の減額、自動車取得税交付金100万円、交通安全対策特別交付金70万円の減額、分担金及び負担金514万9,000円、使用料及び手数料962万7,000円、国庫支出金5,096万6,000円の減額、県支出金3,438万3,000円の減額、寄附金116万8,000円、繰入金8,331万8,000円の減額、諸収入3,706万8,000円、市債5,000万円の減額であります。
歳出の内訳につきましては、議会費115万4,000円の減額、総務費3,064万5,000円の減額、民生費1億271万8,000円の減額、衛生費3,087万7,000円の減額、農林水産業費1,239万7,000円の減額、商工費788万2,000円の減額、土木費4,198万7,000円、消防費523万4,000円の減額、教育費5,063万4,000円の減額、公債費919万5,000円の減額であります。
第2条は、繰越明許費の追加であります。
第3条は、債務負担行為の変更及び廃止であります。
第4条は、地方債の変更であります。
次に、議案第15号についてご説明申し上げます。
本案は、平成30年度いすみ市国民健康保険特別会計補正予算であります。
第1条は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億9,476万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ56億9,930万1,000円にしようとするものであります。
歳入の内訳につきましては、国民健康保険税2,430万円、県支出金4億539万5,000円の減額、繰入金1,367万円の減額であります。
歳出の内訳につきましては、保険給付費3億9,691万7,000円の減額、諸支出金215万2,000円であります。
次に、議案第16号についてご説明申し上げます。
本案は、平成30年度いすみ市介護保険特別会計補正予算であります。
第1条は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億9,859万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ43億3,310万3,000円にしようとするものであります。
歳入の内訳につきましては、保険料1,009万7,000円の減額、国庫支出金1,353万5,000円の減額、支払基金交付金1億294万4,000円の減額、県支出金3,193万円の減額、繰入金4,009万1,000円の減額であります。
歳出の内訳につきましては、総務費318万9,000円の減額、保険給付費2億8,839万6,000円の減額、地域支援事業費376万1,000円の減額、基金積立金9,687万4,000円、公債費12万5,000円の減額であります。
次に、議案第17号についてご説明申し上げます。
本案は、平成30年度いすみ市後期高齢者医療特別会計補正予算であります。
第1条は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ184万5,000円を追加し、歳入歳出それぞれ5億4,154万9,000円にしようとするものであります。
歳入の内訳につきましては、後期高齢者医療保険料768万円の増額、繰入金792万円の減額、諸収入160万5,000円の減額であります。
歳出の内訳につきましては、後期高齢者医療広域連合納付金24万円の減額、諸支出金160万5,000円の減額であります。
議案第18号についてご説明を申し上げます。
本案は、平成30年度いすみ市水道事業会計補正予算(第3号)であります。
第2条、平成30年度いすみ市水道事業会計予算、第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額、水道事業収益既決予定額から2,878万4,000円を減額し、13億7,452万6,000円にし、水道事業費用既決予定額から37万6,000円を減額し、15億9,515万円にしようとするものであります。
次に、第3条、予算第4条、本文括弧書き中、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額及び過年度分損益勘定留保資金を4億5,090万4,000円に改めようとするものであります。なお、資本的収入の既決予定額から1,142万9,000円を減額し、3億80万7,000円にしようとするものであります。
以上、議案第1号から議案第23号までについてご説明をさせていただきました。
なお、議案第12号から議案第23号につきましては、それぞれ担当課長から補足の説明をさせますので、よろしくご審議くださるようお願いいたします。
以上でございます。
〔市長 太田 洋君降壇〕

○議長(中村松洋君) 説明が終わりました。
これより議案の補足説明を求めます。
最初に、議案第12号及び議案第13号の補足説明を求めます。

◎建設課長(浅野友之君) 議案第12号及び第13号の補足説明をさせていただきます。
初めに、議案第12号 いすみ市道路線の認定についてご説明いたします。
認定しようとする道路につきましては、いすみ市道路線認定付図によりご説明いたします。
図面番号1、2及び3は、一般業者から申請のありました、夷隅地域の万木、苅谷、引田地先、大原地域の若山及び日在地先の分譲住宅地内につくられた7路線で、総延長は515.8メートルで、それぞれ市道認定基準に適合した道路であります。
次に、図面番号4につきましては、岬町榎沢地先の圃場整備事業によりつくられ、事業が完了した10路線で、総延長は1,512.5メートルの道路であります。
各路線の起終点、延長等は調書に記載されているとおりで、全体の路線数は17路線、総延長は2,028.3メートルを認定しようとするものであります。
続きまして、議案第13号 いすみ市道路線の変更についてご説明いたします。
変更しようとする道路につきましては、いすみ市道路線変更付図によりご説明いたします。
岬町榎沢地先の圃場整備事業完了により、市道7243号線の起点を変更することにより、調書に記載のとおり、延長を86.53メートルから125.7メートルに変更しようとするものであります。
以上で説明を終わらせていただきます。よろしくご審議くださるようお願いいたします。

○議長(中村松洋君) 次に、議案第14号の補足説明を求めます。

◎財政課長(大家弘久君) 議案第14号 平成30年度一般会計補正予算について補足の説明をさせていただきます。
今回の補正は、年度末になり各種交付金等の額の確定、事業執行による額の確定等による不用額の減額等を中心に計上いたしました。
初めに、6ページをお開き願います。
繰越明許費補正についてご説明いたします。
総務費、庁舎管理費185万2,000円については、岬庁舎アスベスト含有調査で、調査サンプルの増加などにより年度内に調査が終わらないことから、繰り越しの手続を行うものであります。
農林水産業費、農村環境改善センター管理経費64万8,000円につきましては、障害者用トイレ機材の調達等に時間を要することから、繰り越しの手続を行うものであります。
林道維持補修事業82万3,000円につきましては、林道明正線の災害復旧工事に伴い電柱移転に要する期間が四、五カ月を要するため、繰り越し手続を行うものであります。
漁港整備事業1,080万円につきましては、岩船漁港泊地しゅんせつ工事において、漁港内に入船できるしゅんせつ船確保に不測の日数を要したことから、今年度工期確保ができず繰り越し手続を行うものでございます。
商工費、公園施設管理経費370万円につきましては、八幡神社遊歩道における転落危険箇所防護のための柵設置工事箇所の隣接地において法面崩落があり、工事期間の延長が必要となったため、繰り越し手続を行うものであります。
土木費、市道維持管理事業2,989万6,000円につきましては、市単独事業の維持、排水、舗装工事で予算を繰り越して次年度に実施するものでございます。
道路新設改良事業2,074万円につきましては、市単独事業の道路改良工事で予算を繰り越して次年度に実施するためでございます。
社会資本整備総合交付金事業(道路新設改良費)3,119万円につきましては、正立寺地先で実施している工事において、河川内工事箇所が台風等の影響により工期延期を余儀なくされ、年度内完成が困難となったことから繰り越しの手続を行うものです。
社会資本整備総合交付金事業(橋梁維持費)2億545万4,000円につきましては、小池大橋の補修箇所が橋梁全体にわたることとなり、補修・補強の工法選定に不測の日数を要したことから、繰り越しの手続を行うものです。
河川維持事業2,024万6,000円につきましては、矢指戸地先の河川境界の確認に不測の日数を要したため、年度内完成が困難となったため繰り越しの手続を行うものです。
教育費、小学校施設整備事業1,194万5,000円につきましては、大原小学校ブロック塀改修工事において、工事範囲において電柱の移設が必要となり不測の日数を要したため、繰り越しの手続を行うものです。
小学校施設維持管理経費124万2,000円につきましては、太東小学校敷地境界壁補強工事において、工事範囲において電柱の移設が必要となり不測の日数を要したため、繰り越しの手続を行うものです。
公民館施設管理経費185万2,000円につきましては、岬公民館アスベスト調査で、調査サンプルの増加により年度内に調査が終わらないことから、繰り越しの手続を行うものであります。
保健安全管理経費167万2,000円につきましては、通学路上の防犯カメラ設置に関して、国の緊急的な予算措置が講じられたことにより、翌年度に執行された場合でも特別交付税の対象となることから、今回計上し繰り越しの手続を行うものです。
災害復旧費、土木施設災害復旧事業1,566万5,000円につきましては、神置地先の現場進入路となる仮設道路用地の交渉に不測の日数を要し年度内の完成が困難となったため、繰り越し手続を行うものでございます。
8ページをお願いします。
債務負担行為補正についてご説明いたします。
変更のいすみ市立小学校空調設備賃貸借については、設置箇所の変更による減額の設計変更と、本年10月から消費税が引き上げられることによる事業費を変更することから債務負担行為を変更するものです。
いすみ市立中学校空調設備賃貸借の変更については、消費税が引き上げられることによる債務負担行為の変更です。
廃止の創業支援資金利子補給及び空き家バンクリフォーム利子補給の2事業については、期間内に対象者がいなかったことに伴い債務負担行為を廃止するものです。
9ページをお願いいたします。
地方債補正についてご説明いたします。
記載の6事業、市道整備事業から社会教育施設整備事業債については、事業費の確定により今回の補正で事業費の減額補正等に伴い起債額の変更をするものです。
次に、歳入歳出の詳細につきましては事項別明細書によりご説明いたします。
12ページをお願いいたします。
初めに、歳入からご説明いたします。歳入のマイナス補正については、歳入見込みによるもの、実績等に伴う交付決定等により減額としています。
歳入の主なものについてご説明いたします。
1款市民税、1目軽自動車税で961万3,000円、軽自動車の登録台数増加に伴う補正であります。
13ページをお願いします。
12款分担金及び負担金、2目衛生費負担金181万2,000円、ごみ処理負担金で、ストックヤード建設工事が当初見込みを上回ったことによる大多喜町からの負担金の補正です。
4目教育費負担金で311万5,000円、交付税確定による御宿町からの組合立布施小学校地方交付税再配分金の補正です。
13款使用料及び手数料、2目衛生手数料962万7,000円、大原地区のコンビニ等のごみ量増加によるごみ処理収集手数料とごみ処理袋販売増加に伴う手数料の補正です。
14ページをお願いします。
2目教育費国庫負担金で476万2,000円、夷隅地区統合小学校に対する負担金の交付決定による補正です。
16ページをお願いします。
15款県支出金、1目総務費委託金で282万9,000円、県議会議員選挙日を過去の実績から4月の第2日曜日を投票日と予想していましたが、第1日曜日の4月7日に執行となったため、期日前投票事務経費が必要となったため補正するものです。
17款寄附金、2目一般寄附金で116万8,000円、日本合成加工株式会社等からの寄附金の補正です。
18款繰入金、1目財政調整基金繰入金で5,093万2,000円の減、今回の補正において歳出の減額が発生したことから、将来の人口減、交付税の減額に備えるため、基金残高を確保するため減額するものであります。
17ページをお願いいたします。
4目三日月福祉基金繰入金で160万円の減、市内バス購入に充当していた基金を入札に伴い差金分を減額補正するものです。5目福祉基金繰入金で2,000万円の減、当初予算において繰り入れしていましたが、財源調整ができたため減額するものです。6目保育所等施設整備基金繰入金で600万円の減、第一保育所施設改修工事に充当していた基金を、入札に伴い差金分を減額補正するものです。8目奨学基金繰入金318万円の減、実績に基づく減額補正であります。
5項雑入、2目雑入で3,391万6,000円、ハロウィンジャンボ宝くじの市町村交付金777万3,000円、現年度の生活保護費返還金664万9,000円、平成29年度精算による後期高齢者医療給付費負担金過年度返還金3,025万9,000円等の補正です。
18ページをお願いします。
4目弁償金で527万9,000円、平成29年8月に市内巡行バスが事故に遭いまして、平成30年11月に和解したことに伴う損害賠償金の補正です。
21款市債については、事業費確定による減額補正であります。
次に、歳出であります。
各目に計上されている一般職人件費、再任用短時間勤務職員人件費、任期付短時間勤務職員人件費については、育児休業、休職者等の実績による補正等でありますので、説明については省略させていただきます。また、各歳出の減額補正につきましては、入札等の差金や事業費確定による執行残の減額補正ですので、説明については省略させていただきます。
21ページをお願いいたします。
6目企画費で689万2,000円の減、デマンド交通の利用者減による補助金20万円の補正であります。
22ページをお願いします。
7目情報管理費で644万4,000円の減、サーバー室入退管理システムが現在故障し、静脈認証システムを直すための工事費の補正です。
24ページをお願いします。
4項選挙費、2目県議会議員選挙費で329万5,000円、千葉県議会議員選挙に伴う補正であります。
28ページをお願いします。
4目介護保険費4,707万3,000円の減、29ページ下段の介護予防・日常生活支援総合事業計画作成508万2,000円については、30ページ上段の、介護予防・日常生活支援総合事業計画作成直営型との予算の組み替えであります。
33ページをお願いします。
3目こども園施設費126万6,000円の減、34ページのこども園施設管理運営経費については、夷隅こども園の給水加圧ポンプ、エアコン等の修繕費の補正であります。
36ページをお願いします。
3項生活保護費、1目生活保護総務費1,630万8,000円、平成29年度精算に伴う生活保護費負担金返還金の補正です。
41ページをお願いします。
5款農林水産業費、1目農業委員会費で139万円、農業委員会委員の活動実績による金額を補正するものです。金額については全て県支出金であります。
42ページをお願いします。
3目農業振興費で1,448万9,000円の減、大原農産物加工センタートイレ改修工事129万6,000円で、和式から洋式へ変更するものです。
43ページをお願いします。
被災農業者向け経営体育成支援事業補助金157万4,000円で、昨年10月の台風24号によるハウス等農業施設に対する補助金の補正でございます。
6目農業施設費で138万5,000円、農村環境改善センタートイレ改修工事で、障害者用トイレの改修工事です。
44ページをお願いします。
農林業センタートイレ改修工事で、1階の女子トイレを和式から洋式に変更する工事費の補正です。
2項林業費、2目林業振興費で45万円の減、林道明正線の電柱移転補償82万3,000円で、電柱移転が発生したため補正するものでございます。
50ページをお願いします。
2項道路橋梁費、4目橋梁維持費4,464万円、県代行事業若潮橋負担金4,602万円で、千葉県発注の工事積算の結果、事業費が増加したことによる補正です。
52ページをお願いします。
3目消防施設費で274万5,000円、消火栓維持管理費水道事業会計負担金357万5,000円は、道路工事に伴う消火栓6カ所分の負担金の補正です。
54ページをお願いします。
9款教育費、2目教育振興費で434万1,000円の減、人数の増加による準要保護児童援助費の補正です。
55ページをお願いします。
3項中学校費、1目学校管理費で53万1,000円、国吉中学校バレーボール支柱、岬中学校生徒用机・椅子等の補正でございます。
57ページをお願いします。
6目文化振興費で544万9,000円、夷隅文化会館浄化槽調整槽ブロワー交換工事、大原文化センターエアコン設置工事、岬ふれあい会館リモートユニットコントローラー交換工事等の補正であります。
58ページをお願いします。
5項保健体育費、1目保健体育総務費で134万7,000円、通学路防犯カメラ設置工事167万2,000円で、国からの指示により通学路緊急合同点検を実施し、通学路のうち、警察と協議し子供がひとりになる可能性のある場所3カ所、大原台入口、国府台地先苅谷橋付近、大原商店街千葉銀行付近に防犯カメラを設置する経費の補正であります。
以上で説明を終わらせていただきます。よろしくご審議くださるようお願いいたします。

○議長(中村松洋君) 次に、議案第15号の補足説明を求めます。

◎市民課長(滝口英雄君) それでは、私のほうからは、議案第15号 平成30年度いすみ市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきまして、補足の説明をさせていただきます。
歳入歳出補正予算事項別明細書により、ご説明をいたします。
4ページをお開きください。
歳入からご説明いたします。
1款国民健康保険税、1目一般被保険者国民健康保険税、補正額2,430万円の増額であります。これは、医療給付費分、滞納繰越分の収納が見込みより増となったことによるものであります。
4款県支出金、1目保険給付費等交付金、補正額4億539万5,000円の減額であります。これは、保険給付費等交付金、普通交付金の確定によります減額であります。
5款繰入金、1目一般会計繰入金、補正額1,367万円の減額で、内訳は、1節保険基盤安定繰入金保険税軽減分950万3,000円の減額、2節保険者支援分215万3,000円の減額、5節財政安定化支援事業繰入金201万4,000円の減額であります。これらは、基盤安定繰入金の交付申請等に伴う減額であります。
続きまして、5ページをごらんください。
歳出につきましてご説明いたします。
2款保険給付費、1項療養諸費、1目一般被保険者療養給付費、補正額3億1,526万8,000円の減額、2目退職被保険者等療養給付費、補正額3,857万3,000円の減額、2項高額療養費、1目一般被保険者高額療養費、補正額4,307万6,000円の減額であります。これらの保険給付費は、一般被保険者及び退職被保険者等の療養給付費及び高額療養費の減額に伴う補正であります。
7款諸支出金、1目直営診療施設勘定繰出金215万2,000円の増額であります。これは、直営診療施設いすみ医療センターに係る補助金の確定によるものであります。
以上で、議案第15号の補足の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議くださるようお願いいたします。

○議長(中村松洋君) 次に、議案第16号の補足説明を求めます。

◎健康高齢者支援課長(藍野かおる君) 議案第16号 平成30年度いすみ市介護保険特別会計補正予算(第3号)につきまして、補足の説明をさせていただきます。
5ページをお開きください。
事項別明細書により、歳入の主なものを説明させていただきます。
1款保険料、1目第1号被保険者保険料1,009万7,000円の減、これは、第7期計画の保険料が確定せず、暫定額で積算したため減額するものであります。
4款国庫支出金、1目介護給付費負担金4,809万2,000円の減、これは、給付実績に伴う変更交付による減額であります。
2項国庫補助金、1目調整交付金4,188万7,000円、これは、交付割合と調整率の増による増額であります。
5款支払基金交付金、1目介護給付費交付金1億607万7,000円の減。
6款県支出金、1目介護給付費負担金2,740万1,000円の減、これらは、給付実績に伴う変更交付による減額であります。
次の、6ページをごらんください。
7款繰入金、1目介護給付費繰入金3,604万9,000円の減、これは、給付実績に伴う一般会計からの繰入金を減額するものであります。
次の、7ページをごらんください。
歳出の主なものを説明させていただきます。
1款総務費、1目認定調査等費298万9,000円の減、これは、介護認定の簡素化に伴い、介護認定有効期間が36カ月まで可能となったため、申請件数の減少に伴い減額するものであります。
2款保険給付費、1目介護サービス等諸費2億6,904万6,000円の減、これは、介護サービス給付の実績による減額であります。
9ページをごらんください。
6項特定入所者介護サービス等費、1目特定入所者介護サービス費1,526万5,000円の減、これは、実績に伴う減額であります。
次の、10ページをごらんください。
4款基金積立金、1目介護給付費準備基金積立金9,687万4,000円、これは、歳入歳出補正予算額の差額である余剰金を、基金に積み立てるものであります。
以上で補足説明を終わらせていただきます。よろしくご審議くださるようお願いいたします。

○議長(中村松洋君) 次に、議案第17号の補足説明を求めます。

◎市民課長(滝口英雄君) それでは、議案第17号 平成30年度いすみ市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)につきまして、補足の説明をさせていただきます。
歳入歳出補正予算事項別明細書によりご説明いたします。
4ページをお開きください。
歳入からご説明いたします。
1款後期高齢者医療保険料、1目特別徴収保険料、補正額1,030万3,000円の減額。
2目普通徴収保険料、補正額1,798万3,000円の増額で、内訳は、1節現年度分普通徴収保険料、補正額1,877万円の増額、2節滞納繰越分普通徴収保険料、補正額78万7,000円の減額であります。これら保険料は、収納見込みによる増減であります。
3款繰入金、2目保険基盤安定繰入金、補正額792万円の減額であります。これは、保険基盤安定繰入金の確定によります減額であります。
5款諸収入、1目雑入、補正額160万5,000円の減額であります。これは、前年度、広域連合負担金精算額の確定によるものであります。
続きまして、5ページをごらんいただきます。
次に、歳出につきましてご説明をいたします。
2款後期高齢者医療広域連合納付金、1目後期高齢者医療広域連合納付金、補正額24万円の減額であります。これは、保険料の収納見込み及び保険基盤安定繰入金の確定によります減額であります。
3款諸支出金、1目一般会計繰出金、補正額160万5,000円の減額であります。これは、一般会計への精算繰出金確定による減額であります。
以上で、議案第17号の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議くださるようお願いいたします。

○議長(中村松洋君) 次に、議案第18号の補足説明を求めます。

◎環境水道課長(滝口文彦君) 議案第18号 平成30年度いすみ市水道事業会計補正予算(第3号)につきまして、補足の説明をさせていただきます。
補正予算積算基礎資料により、ご説明をいたします。
7ページをお願いいたします。
資本的収入及び支出です。
まず、収入です。
1款水道事業収益、1項営業収益、2目その他の営業収益、補正予定額272万6,000円です。他会計負担金で、消火栓維持管理費及び公共用水負担金として、消火栓修繕工事費5カ所分の一般会計負担金です。
2項営業外収益、2目県補助金、補正予定額1,577万2,000円の減額です。市町村水道総合対策補助金で、平成29年度基準給水原価の確定によるものです。
3目他会計補助金、補正予定額1,573万8,000円の減額、県補助金見直しによる一般会計補助金の減額です。
次に、支出です。
1款水道事業費用、1項営業費用、3目総係費、補正予定額45万2,000円の減額です。貸倒引当金で、翌年度の不納欠損見込み額が確定したことによるものであります。
3項特別損失、1目過年度損益修正損、補正予定額4万円です。当年度不納欠損に係る前年度計上分貸倒引当金不足額を計上したものです。
2目その他特別損失、補正予定額3万6,000円です。当年度不納欠損に係る消費税相当額です。
8ページをお願いいたします。
資本的収入及び支出です。
収入となります。
1款資本的収入、2項補助金、1目国庫補助金、補正予定額495万4,000円の減額です。小沢配水池移設工事におけるダンプ等車両通行に伴う振動に関する家屋調査実施により、工期延伸のため、本年度補助金対象工事分の減額です。
3項1目工事負担金、補正予定額732万2,000円の減額です。経営体育成基盤整備事業工事負担金で、夷隅川1期区画整理工事に伴う配水管移設工事費の確定によるものでございます。
4項負担金、1目他会計負担金、補正予定額84万7,000円です。消火栓設置工事負担金で新設1カ所の消火栓設置工事費の一般会計負担金です。
以上で補足の説明を終わります。よろしくご審議くださいますよう、よろしくお願いいたします。

○議長(中村松洋君) 次に、議案第19号の補足説明を求めます。

◎財政課長(大家弘久君) 議案第19号 平成31年度いすみ市一般会計当初予算について補足の説明をさせていただきます。
説明につきましては、予算書によりご説明申し上げます。
10ページをお願いいたします。
平成31年度、一般会計歳入予算であります。
主なものについてご説明させていただきます。
10款地方交付税52億9,550万円、1億2,250万円の減、15ページ中段に記載してございますが、普通交付税50億7,100万円、特別交付税2億2,450万円です。普通交付税については、1億2,900万円の減額となっておりますが、平成30年度の交付決定額53億8,987万円をベースとして、国から示された地方財政計画の出口ベースで1.1%の増と、合併後14年が経過することから、上乗せ分の7割の減少を約4億円と考慮して、50億7,100万円を計上いたしました。特別交付税については、地域おこし協力隊等の経費をさらに見込み、前年度より650万円増額としています。
次に、13款使用料及び手数料4億1,915万9,000円、4,776万4,000円の増、主な増額要因は、保育所使用料の通常保育使用料で、国の政策により今年の10月から3、4、5歳児の保育料が無償化になりますが、この動きに合わせいすみ市の保育の状況等の見直しを実施いたしました。各保育所では慢性的に保育士が不足しており、0、1、2歳児の増加により、保育士の配置に苦慮しているところです。保育単価等の見直しに合わせ、第2子保育料減額を2分の1から3分の1に、第3子を無料から2分の1減額といたしました。
いすみ市の3、4、5歳児の保育料の無償化による影響額は、約2億5,000万円と試算しています。国は平成32年度からは交付税で交付すると言っていますが、全額全て交付されるとは到底思えません。既に保育料に含めて徴収している食材費等については、無償化の対象としないとの方針も出ています。このことから前倒しで見直しをさせていただきました。
18款繰入金7億8,431万3,000円、6,803万6,000円の増。
26ページをお願いいたします。
主なものは、財政調整基金繰入金は5億円で、前年度よりも1億円増加しました。ふるさと応援基金繰入金は9,006万1,000円、240万4,000円の減額となりました。花本福祉基金繰入金で、福祉タクシー、児童医療費、障害者自立支援給付事業に8,800万円。保育所施設等整備基金繰入金で、東海保育所改修工事に2,800万円等を繰り入れしようとするものでございます。
次に、12ページをお願いいたします。
歳出の状況であります。
目的別経費につきまして、主なものについてご説明申し上げます。
2款総務費20億1,013万5,000円、7,185万2,000円の減となりました。主な減額理由は、平成30年度に実施いたしました庁舎管理費の大原庁舎トイレ改修工事の9,684万円、企画費のシャトルバス購入費2,500万円。市議会議員選挙費2,964万円等の減によります。
4款衛生費19億2,228万3,000円、4,063万2,000円の減、主なものは、いすみクリーンセンターの焼却施設包括運転管理が2億928万円、塩田病院の非常用自家発電施設整備事業が4,112万6,000円増額となりましたが、クリーンセンターの焼却施設改修工事が8,000万円減、南房総広域水道企業団出資金6,140万1,000円の減、高料金対策補助金2,520万円の減、御宿町ごみ焼却施設管理運営費負担金2,462万円の減によります。
5款農林水産業費5億4,378万9,000円、5,948万5,000円の減、主なものは、農山漁村振興交付金事業補助金で、夷隅東部漁協直営食堂いさばや建設に伴う補助金で4,159万2,000円減、榎沢地区高度経営体集積促進事業補助金1,828万円減等でございます。
7款土木費6億5,830万4,000円、1億1,836万1,000円の増で、主なものは、正立寺地先と桑田地先の道路整備で、社会資本整備総合交付金で、前年度よりも6,000万円増の1億1,000万円、県代行事業若潮橋負担金で前年度よりも5,250万円増の1億4,100万円、小池大橋修繕工事5,000万円等です。
8款消防費10億1,003万9,000円、5,554万1,000円の減、主なものは、広域市町村圏事務組合常備消防負担金が2,451万円減の8億759万1,000円、常備消防施設負担金が1,810万4,000円減の6,884万4,000円等です。
9款教育費26億9,154万9,000円、7億329万3,000円の増、主なものは、国吉中学校建設工事で10億1,544万9,000円、大原小学校屋内運動場大規模改修工事で2億3,000万円、海洋センター大規模改修工事で1億4,000万円等です。
次に、ページが戻りますが、8ページをお願いいたします。
第2表債務負担行為について、事項、期間、限度額の順に読み上げ、説明させていただきます。
中小企業利子補給ですが、平成32年度から平成35年度までの貸付残高に対し、年2%以内の利子を給付するものであります。
創業支援利子補給につきましては、平成32年度から平成34年度までの貸付残高に対し、年2%以内の利子を給付するものです。
空き家バンクリフォーム利子補給につきましては、平成32年度から平成36年度までの貸付残高に対し、年1%以内の利子を給付するものであります。
続きまして、9ページをお願いいたします。
第3表地方債についてご説明いたします。
起債の目的、限度額について申し上げます。
経営体育成基盤整備事業4,690万円、夷隅川1期地区の負担金に対する起債です。
ため池整備事業940万円、椎木堰と長志地区の大谷堰のため池整備分に対する起債です。
市道整備事業1億2,530万円、社会資本整備総合交付金事業の継続事業で、正立寺地先の市道2389号線、桑田地先の市道0133号線の市道整備と小沢地先の小池大橋、江場土地先の若潮橋橋梁整備分に対する起債です。
消防設備整備事業1,900万円、消防防災車両2台、第8分団第2部、新田野地区、第9分団第2部、中原地区の車両更新分に対する起債です。
小学校施設整備事業1億7,080万円、大原小学校屋内運動場大規模改修工事分に対する起債です。
中学校施設整備事業10億550万円、国吉中学校建設分に対する起債です。
社会体育施設整備事業1億1,790万円、海洋センター大規模改修工事に対する起債です。
臨時財政対策債4億3,650万円。
合計で19億3,130万円を予定しております。
以上で説明を終わらせていただきます。よろしくご審議くださるようお願いいたします。

○議長(中村松洋君) 次に、議案第20号の補足説明を求めます。

◎市民課長(滝口英雄君) それでは、議案第20号 平成31年度いすみ市国民健康保険特別会計予算につきまして、補足の説明をさせていただきます。
平成31年度いすみ市当初予算(案)の概要の35ページをお開きください。
平成31年度いすみ市国民健康保険特別会計予算の歳入歳出総額は、それぞれ52億2,604万7,000円であり、平成30年度と比較して3億8,094万8,000円の減額であります。
それでは、歳入から説明をさせていただきます。
1、国民健康保険税9億2,116万5,000円、増減額9,725万6,000円の減額で、一般被保険者及び退職被保険者等の保険税であります。減額の主な理由は、被保険者数の減、所得の減等によるものであります。
2、分担金及び負担金132万円、増減額3万1,000円の減額で、特定健診に係る受診者負担金であります。
3、使用料及び手数料5,000円、増減額なし、保険税督促手数料であります。
4、県支出金39億5,650万7,000円、増減額2億3,833万9,000円の減額、これは、県から交付されます普通交付金及び特別交付金であります。減額の主な理由は、被保険者数の減により、保険給付費等の交付金、普通交付金が減となったものであります。
5、繰入金3億4,460万8,000円、増減額4,531万5,000円の減額、保険基盤安定等に係る一般会計繰入金であります。減額の主な理由は、保険基盤安定繰入金の減によるものであります。
6、繰越金1,000円、増減額なし、前年度繰越金であります。
7、諸収入244万1,000円、増減額7,000円の減額で、第三者納付金であります。
それでは、36ページをごらんください。
歳出につきまして説明をさせていただきます。
1、総務費2,924万8,000円、増減額82万円の減額で、国保資格管理、給付事業等に係る事務費等であります。
2、保険給付費38億5,101万1,000円、増減額2億8,672万3,000円の減額で、一般及び退職分の療養給付費及び高額療養費等であります。減額の主な理由は、被保険者数の減により療養給付費及び高額療養費が減となったものであります。
3、国民健康保険事業費納付金12億6,163万3,000円、増減額8,938万6,000円の減額で、平成30年度からの国保広域化に伴い設けられました県への事業費納付金であります。減額の主な理由は、県の算定結果による減であります。
4、共同事業拠出金8,000円、増減額なし、保険財政共同安定化事業拠出金であります。
5、保険事業費7,304万4,000円、増減額402万3,000円の増額で、特定健康診査実施業務委託料であります。増額の主な理由は、健康高齢者支援課所管でありました一般会計の糖尿病疾病管理検査業務を国民健康保険特別会計へ組み入れたことによるものであります。
6、基金積立金1,000円、増減額なし、財政調整基金積立金であります。
7、諸支出金610万2,000円、増減額304万2,000円の減額で、直営診療施設勘定繰出金であります。減額の主な理由は、直営診療施設いすみ医療センターが行う事業経費の国県補助金を、国保会計を経由して繰り出す分の減額によるものであります。
8、予備費500万円、増減額500万円の減額であります。
次に、国民健康保険特別会計で実施いたします主な事業について、説明をさせていただきます。
特定健康診査実施事業4,387万5,000円、特定保健指導支援事業457万6,000円、特定健康診査・保健指導未受診者対策事業348万6,000円、短期人間ドック利用費助成事業1,569万3,000円であります。
以上で説明を終わらせていただきます。よろしくご審議くださるようお願いいたします。

○議長(中村松洋君) 次に、議案第21号の補足説明を求めます。

◎健康高齢者支援課長(藍野かおる君) 議案第21号 平成31年度介護保険特別会計予算につきまして、補足の説明をさせていただきます。
平成31年度いすみ市当初予算(案)の概要の37ページをお開きください。
歳入から主なものを説明させていただきます。
1款保険料9億9,419万8,000円、増減額4,980万円の減、これは、平成30年度予算が暫定保険料であったこと、また低所得者保険料軽減強化事業が、第1段階の方から第3段階の方までが対象となったことにより、減額するものであります。
4款国庫支出金9億8,491万8,000円、増減額931万4,000円の減。
5款支払基金交付金11億2,582万1,000円、増減額5,055万1,000円の減。
6款県支出金6億1,901万2,000円、増減額2,422万9,000円の減、これらは、介護給付費の減額に伴うものであります。
7款繰入金6億407万3,000円、増減額526万8,000円、これは、低所得者保険料軽減負担金の増額に伴うものであります。
次の、38ページをごらんください。
歳出の主なものを説明させていただきます。
1款総務費3,776万5,000円、増減額36万5,000円、これは、第8期介護保険事業計画の委託料で、平成31年度にアンケートを実施するためであります。
2款保険給付費40億4,598万7,000円、増減額2億2,463万3,000円の減、これは、地域密着型介護サービスの利用見込み者数が減少したためであります。
3款地域支援事業費1億7,146万1,000円、増減額4,744万円、これは、地域支援事業費交付金の対象となる人件費の増加によるものであります。
4款基金積立金3,833万3,000円、増減額3,833万2,000円、これは、平成31年度歳入歳出予算の差額である余剰金を基金に積み立てるものであります。
7款予備費3,000万円、増減額1,000万円、これは、予算の不足に備えるための増額であります。
以上で補足説明を終わらせていただきます。よろしくご審議くださるようお願いいたします。

○議長(中村松洋君) 次に、議案第22号の補足説明を求めます。

◎市民課長(滝口英雄君) それでは、議案第22号 平成31年度いすみ市後期高齢者医療特別会計予算につきまして、補足の説明をさせていただきます。
平成31年度いすみ市当初予算(案)の概要の39ページをお願いいたします。
平成31年度いすみ市後期高齢者医療特別会計予算の歳入歳出総額は、それぞれ5億4,795万1,000円であり、平成30年度と比較して724万5,000円の増額であります。この増額の主な要因は、平成31年度につきましては保険料算定の据え置き年度でありますことから、被保険者の増によるものであります。
それでは、歳入につきまして説明をさせていただきます。
1、後期高齢者医療保険料3億9,659万1,000円、増減額514万7,000円の増額、後期高齢者医療保険料でありまして、広域連合からの資料に基づく保険料見込み額の増であります。
2、使用料及び手数料5,000円、増減額なし、督促手数料であります。
3、繰入金1億5,025万1,000円、増減額209万8,000円の増額、一般会計繰入金であります。広域連合からの資料に基づく基金安定繰入金見込み額による増であります。
4、繰越金1,000円、増減額なし、前年度繰越金であります。
5、諸収入110万3,000円、増減額なし、保険料還付金及び還付加算金であります。
続きまして、歳出の説明をさせていただきます。
1、総務費433万3,000円、増減額2万4,000円の減額で、資格喪失及び保険料の賦課徴収等に係る事務費であります。
2、後期高齢者医療広域連合納付金5億4,251万7,000円、増減額726万9,000円の増額、後期高齢者医療広域連合納付金であります。広域連合からの資料に基づく保険料、基盤安定拠出金見込み額の増によるものであります。
3、諸支出金110万1,000円、増減額なし、保険料還付金及び還付加算金であります。
以上で説明を終わらせていただきます。よろしくご審議くださるようお願いいたします。

○議長(中村松洋君) 次に、議案第23号の補足説明を求めます。

◎環境水道課長(滝口文彦君) 議案第23号 平成31年度いすみ市水道事業会計予算につきまして、補足の説明をさせていただきます。
いすみ市当初予算(案)の概要でご説明いたしますので、概要の40ページをお願いいたします。
平成31年度水道事業会計予算です。
まず、予算第3条の収益的収入及び支出です。
収入の水道事業収益は13億7,009万8,000円、前年度比3,321万円の減額であります。事業収益の内訳です。給水収益8億6,767万8,000円、水道料金です。実績見込みをもとに、前年度比較で0.5%、449万9,000円の減額です。
給水申し込み納付金1,916万8,000円、実績見込みをもとに、前年度比較で361万6,000円の増額です。県補助金1億3,380万5,000円、市町村水道総合対策事業県補助金です。前年度比較で2,523万4,000円の減額です。他会計補助金1億4,123万8,000円、水道高料金対策に係る一般会計からの補助金です。算定基準の改定によりまして、前年度比較で2,520万円の減額です。貸付金利息、手数料ほか2億820万9,000円、前年度比較で1,805万5,000円の増額です。
次に、支出の水道事業費用は15億6,488万7,000円、前年度比1,154万2,000円の減額であります。事業費用の内訳です。職員給与費8,674万9,000円、前年度比較で143万4,000円の増額です。減価償却費5億6,144万6,000円、前年度比較で752万8,000円の減額です。支払利息3,096万7,000円、企業債の利息で、前年度比較で654万9,000円の減額です。受水費6億311万円、南房総広域水道企業団から受水費で前年度と同額を見込んでおります。修繕費、委託料ほか2億8,261万5,000円、業務委託の減額です。
続きまして、予算第4条の資本的収入及び支出です。
収入の資本的収入は6億1,957万6,000円、前年度比3億734万円の増額であります。内訳です。企業債5億8,520万円、配水池の移設更新工事等の建設改良事業実績に伴う企業債の借り入れで、前年度比較で2億8,740万円の増額です。国庫補助金1,310万2,000円、配水池の移設更新工事等の国からの補助金です。工事負担金2,127万4,000円、土地改良事業に伴う配水管移設工事の県負担金です。
次に、資本的支出は8億2,406万2,000円、前年度比1億6,788万2,000円の増額であります。内訳は、建設改良費6億9,825万5,000円、前年度と比較して2億7,546万3,000円の増額です。主な事業で記載しております工事請負費です。企業債償還金1億2,580万7,000円、前年度比較で1億758万1,000円の減額です。なお、資本的収入額が資本的支出に対して不足する額2億448万6,000円は、過年度分損益勘定留保資金にて補填しようとするものです。
以上で説明を終わります。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。

○議長(中村松洋君) 以上で補足説明が終わりました。
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△請願第1号並びに陳情第1号及び陳情第2号の委員会付託

○議長(中村松洋君) 日程第4、請願第1号並びに陳情第1号及び陳情第2号を、この際一括議題といたします。
請願第1号並びに陳情第1号及び陳情第2号につきましては、お手元に配布の請願・陳情文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。
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△休会の件

○議長(中村松洋君) 日程第5、休会の件を議題といたします。
お諮りいたします。
議案調査のため、2月27日は休会いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕

○議長(中村松洋君) ご異議なしと認めます。
よって、2月27日は休会することに決しました。
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△散会の宣告

○議長(中村松洋君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
2月28日は定刻より会議を開きます。
本日はこれにて散会いたします。
ご苦労さまでした。

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